ダウンロード
2013年1月13日(日) 第26回黙示録セミナー by エレミヤ   前半
130113_003 第26回黙示録セミナー by エレミヤ 前半.wma
Windows Media 音楽ファイル 6.9 MB
ダウンロード
2013年1月13日(日) 第26回黙示録セミナー by エレミヤ  後半
130113_004 第26回黙示録セミナー by エレミヤ 後半.wma
Windows Media 音楽ファイル 5.8 MB

     第26回黙示録セミナー      テキスト

第26回黙示録セミナー  H25.1.13

 

 

「獣の国の10本の角」

 

 

1.聖書は終末の獣の国は10本の角を持つことを語る。

 

黙示録13:1 また私は見た。海から一匹の獣が上って来た。これには十本の角と七つの頭とがあった。その角には十の冠があり、その頭には神をけがす名があった。

 

13:2 私の見たその獣は、ひょうに似ており、足は熊の足のようで、口はししの口のようであった。竜はこの獣に、自分の力と位と大きな権威とを与えた。

 

13:3 その頭のうちの一つは打ち殺されたかと思われたが、その致命的な傷も直ってしまった。そこで、全地は驚いて、その獣に従い、

 

13:4 そして、竜を拝んだ。獣に権威を与えたのが竜だからである。また彼らは獣をも拝んで、「だれがこの獣に比べられよう。だれがこれと戦うことができよう。」と言った。

 

13:5 この獣は、傲慢なことを言い、けがしごとを言う口を与えられ、四十二か月間活動する権威を与えられた。

 

13:6 そこで、彼はその口を開いて、神に対するけがしごとを言い始めた。すなわち、神の御名と、その幕屋、すなわち、天に住む者たちをののしった。

 

13:7 彼はまた聖徒たちに戦いをいどんで打ち勝つことが許され、また、あらゆる部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられた。

 

13:8 地に住む者で、ほふられた小羊のいのちの書に、世の初めからその名の書きしるされていない者はみな、彼を拝むようになる。

 

13:9 耳のある者は聞きなさい。

 

 

.この10本の角に該当する国々はまだ登場していない。従って、このことばの実現は近未来のことと思われる。

 

黙示録 17:12 あなたが見た十本の角は、十人の王たちで、彼らは、まだ国を受けてはいませんが、獣とともに、一時だけ王の権威を受けます。

 

ここに、10本の角は、まだ国を受けていないこと、しかし獣の国であるアメリカと

ともにほんのひと時だけ、国として成立することが描かれている。

この10本の角はまだ、アメリカでははっきりと表面化していないので、現時点においても、

まだ先のことであることがわかる。

 

 

 

 

3.ヨーロッパ、EUは10本の角ではない。

 

EUは10本の角ではない。その理由は以下の通り。

 

1)国の数が違う。

聖書は明確に10本の角というが、現在のEU加盟国は27カ国。さらに増える見込みである。

数がまったく合っていない。

 

 

2)EUは角、軍事国ではない。

 

10本の「角」とは、明らかに軍事力をさす表現。鹿でも牛でも動物は角により、戦う。

軍事力を考えるなら、EUの国々の軍事力は弱体するばかりで、EU全体の軍事費を合わせてもアメリカ一国に及ばない。EUは獣の角足り得ない。

 

3)「ひと時だけ国を受ける」との表現と一致しない:

 

聖書はこの10本の角といわれる国の存在期間が非常に短いことを述べる。

以下の通りである。

 

“黙示録 17:12 あなたが見た十本の角は、十人の王たちで、彼らは、まだ国を受けてはいませんが、獣とともに、一時( one hour) だけ王の権威を受けます。”

 

ひと時、英語で one hour、とこの10本の角の国が存在するときが非常に短いことが

述べられている。しかし、ヨーロッパの国々はどの国も長い歴史を持つ国であり、この記述とは矛盾する。

 

4.聖書が語る10本の角に関する記述:(ダニエル2章)

 

“ダニエル2:40 第四の国は鉄のように強い国です。鉄はすべてのものを打ち砕いて粉々にするからです。その国は鉄が打ち砕くように、先の国々を粉々に打ち砕いてしまいます。

 

2:41 あなたがご覧になった足と足の指は、その一部が陶器師の粘土、一部が鉄でしたが、それは分裂した国のことです。その国には鉄の強さがあるでしょうが、あなたがご覧になったように、その鉄はどろどろの粘土と混じり合っているのです。

 

2:42 その足の指が一部は鉄、一部は粘土であったように、その国は一部は強く、一部はもろいでしょう。

 

2:43 鉄とどろどろの粘土が混じり合っているのをあなたがご覧になったように、それらは人間の種によって、互いに混じり合うでしょう。しかし鉄が粘土と混じり合わないように、それらが互いに団結することはありません。

 

2:44 この王たちの時代に、天の神は一つの国を起こされます。その国は永遠に滅ぼされることがなく、その国は他の民に渡されず、かえってこれらの国々をことごとく打ち砕いて、絶滅してしまいます。しかし、この国は永遠に立ち続けます。“

 

この国は足の10本の指として、表現されている。

この国が起きるときが終末であり、その時代に再臨と神の国の実現が行われる

ことがわかる。

 

 

5 ダニエル7章が語る10本の角に関する記述

 

“ダニエル 7:19 それから私は、第四の獣について確かめたいと思った。それは、ほかのすべての獣と異なっていて、非常に恐ろしく、きばは鉄、爪は青銅であって、食らって、かみ砕いて、その残りを足で踏みつけた。

 

7:20 その頭には十本の角があり、もう一本の角が出て来て、そのために三本の角が倒れた。その角には目があり、大きなことを語る口があった。その角はほかの角よりも大きく見えた。

 

7:21 私が見ていると、その角は、聖徒たちに戦いをいどんで、彼らに打ち勝った。

 

7:22 しかし、それは年を経た方が来られるまでのことであって、いと高き方の聖徒たちのために、さばきが行なわれ、聖徒たちが国を受け継ぐ時が来た。

 

7:23 彼はこう言った。『第四の獣は地に起こる第四の国。これは、ほかのすべての国と異なり、全土を食い尽くし、これを踏みつけ、かみ砕く。

 

7:24 十本の角は、この国から立つ(蘇る)十人の王。彼らのあとに、もうひとりの王が立つ。彼は先の者たちと異なり、三人の王を打ち倒す。

 

7:25 彼は、いと高き方に逆らうことばを吐き、いと高き方の聖徒たちを滅ぼし尽くそうとする。彼は時と法則を変えようとし、聖徒たちは、ひと時とふた時と半時の間、彼の手にゆだねられる。

 

7:26 しかし、さばきが行なわれ、彼の主権は奪われて、彼は永久に絶やされ、滅ぼされる。

 

7:27 国と、主権と、天下の国々の権威とは、いと高き方の聖徒である民に与えられる。その御国は永遠の国。すべての主権は彼らに仕え、服従する。』“

 

この箇所を見る

 

“ダニエル 7:19 それから私は、第四の獣について確かめたいと思った。それは、ほかのすべての獣と異なっていて、非常に恐ろしく、きばは鉄、爪は青銅であって、食らって、かみ砕いて、その残りを足で踏みつけた。”

 

この獣の国と10本の角は終末の世界を荒らし、破壊し、支配する。

 

7:24 十本の角は、この国から立つ(蘇る)十人の王。彼らのあとに、もうひとりの王が立つ。彼は先の者たちと異なり、三人の王を打ち倒す。“

 

この10本の角はこの国、アメリカから立つ。立つということばは、ギリシャ語70人訳では、蘇ると訳されている。

 

このことばから、アメリカが国として終末の日に一度、瀕死の、戦火にあうこと、そして、その後、この国から、10本の角、10の国が蘇ることが想像できる。

 

 

7:25 彼は、いと高き方に逆らうことばを吐き、いと高き方の聖徒たちを滅ぼし尽くそうとする。彼は時と法則を変えようとし、聖徒たちは、ひと時とふた時と半時の間、彼の手にゆだねられる。“

 

 

 

3年半の艱難時代はこの国主導で起きる。

 

7:26 しかし、さばきが行なわれ、彼の主権は奪われて、彼は永久に絶やされ、滅ぼされる。

 

7:27 国と、主権と、天下の国々の権威とは、いと高き方の聖徒である民に与えられる。その御国は永遠の国。すべての主権は彼らに仕え、服従する。』“”

 

この国への裁きが行われ、この国が存在している間に神の国は実現し、

聖徒が御国を受け継ぐようになる。

 

 

6 黙示録17章が語る10本の角

 

 

“黙示録17:7 すると、御使いは私にこう言った。「なぜ驚くのですか。私は、あなたに、この女の秘義と、この女を乗せた、七つの頭と十本の角とを持つ獣の秘義とを話してあげましょう。

 

17:8 あなたの見た獣は、昔いたが、今はいません。しかし、やがて底知れぬ所から上って来ます。そして彼は、ついには滅びます。地上に住む者たちで、世の初めからいのちの書に名を書きしるされていない者は、その獣が、昔はいたが、今はおらず、やがて現われるのを見て驚きます。

 

17:9 ここに知恵の心があります。七つの頭とは、この女がすわっている七つの山で、七人の王たちのことです。

 

17:10 五人はすでに倒れたが、ひとりは今おり、ほかのひとりは、まだ来ていません。しかし彼が来れば、しばらくの間とどまるはずです。

 

17:11 また、昔いたが今はいない獣について言えば、彼は八番目でもありますが、先の七人のうちのひとりです。そして彼はついには滅びます。

 

17:12 あなたが見た十本の角は、十人の王たちで、彼らは、まだ国を受けてはいませんが、獣とともに、一時だけ王の権威を受けます。

 

17:13 この者どもは心を一つにしており、自分たちの力と権威とをその獣に与えます。“

 

この箇所を見ていく。

 

 

“黙示録17:7 すると、御使いは私にこう言った。「なぜ驚くのですか。私は、あなたに、この女の秘義と、この女を乗せた、七つの頭と十本の角とを持つ獣の秘義とを話してあげましょう。”

 

この獣の国アメリカは7つの頭と10本の角を持つことが書かれている。

従って、この10本の角はあくまで、アメリカと関係している。ヨーロッパなど、

離れた国ではない。

 

 

 

17:8 あなたの見た獣は、昔いたが、今はいません。しかし、やがて底知れぬ所から上って来ます。そして彼は、ついには滅びます。地上に住む者たちで、世の初めからいのちの書に名を書きしるされていない者は、その獣が、昔はいたが、今はおらず、やがて現われるのを見て驚きます。”

 

この獣アメリカが、(使徒ヨハネの時代には)昔いたが、今はおらず、しかし、やがて底知れぬ所から上って来ることが書かれている。従ってこのアメリカとは、新しい国のようで、実はかつての

古い国の再来であることが想像できる。

どの国の再来か?

 

聖書ダニエル書は以下の様にバビロンが7つの時を経て復活することを預言しているので、

アメリカはバビロンの再来である可能性が高い。

 

“ダニエル4:22 王さま、その木はあなたです。あなたは大きくなって強くなり、あなたの偉大さは増し加わって天に達し、あなたの主権は地の果てにまで及んでいます。

 

4:23 しかし王は、ひとりの見張りの者、聖なる者が天から降りて来てこう言うのをご覧になりました。『この木を切り倒して滅ぼせ。ただし、その根株を地に残し、これに鉄と青銅の鎖をかけて、野の若草の中に置き、天の露にぬれさせて、七つの時がその上を過ぎるまで野の獣と草を分け合うようにせよ。』

 

4:24 王さま。その解き明かしは次のとおりです。これは、いと高き方の宣言であって、わが主、王さまに起こることです。

 

4:25 あなたは人間の中から追い出され、野の獣とともに住み、牛のように草を食べ、天の露にぬれます。こうして、七つの時が過ぎ、あなたは、いと高き方が人間の国を支配し、その国をみこころにかなう者にお与えになることを知るようになります。

 

4:26 ただし、木の根株は残しておけと命じられていますから、天が支配するということをあなたが知るようになれば、あなたの国はあなたのために堅く立ちましょう。“

 

バビロン王はこの預言どおり、個人として7つの時を過ごした。このことはまた、預言でもあり、

国としてのバビロンが7つの時を経て再度、その木の株から、枝が生え、蘇るとの預言とも理解できる。

 

17:10 五人はすでに倒れたが、ひとりは今おり、ほかのひとりは、まだ来ていません。しかし彼が来れば、しばらくの間とどまるはずです。“

 

この箇所から、ヨハネの時においては、それ以前にすでに5人の王は倒れ、5つの時代は過ぎ、

今のローマ帝国が6つ目であり、他の一人、7人目の王、アメリカは終末の日に起きる国なので、この時代においては、まだ来ていないことがわかる。

 

 

17:11 また、昔いたが今はいない獣について言えば、彼は八番目でもありますが、先の七人のうちのひとりです。そして彼はついには滅びます。“

 

 

ここで、不思議な記述がある。7番目であるアメリカはまた、「八番目」でもあることが

描かれている。何故、同じ国が、7番目であり、かつ8番目でもあるのか?

同じアメリカが7番目であり、8番目というがその区分はいったいどうつけるのか?

 

このことを考えるにいくつかのヒントがある。

 

 

<8とは、聖書的には復活の数である。>

キリストも週の初めの日、すなわち8日目に復活した。

従ってこの8番目の王とは、瀕死の戦火を受けたアメリカが再度復活した国と理解できる。

それは、以下の記述からも確認できる。

 

 

“黙示録13:1 また私は見た。海から一匹の獣が上って来た。これには十本の角と七つの頭とがあった。その角には十の冠があり、その頭には神をけがす名があった。

 

13:2 私の見たその獣は、ひょうに似ており、足は熊の足のようで、口はししの口のようであった。竜はこの獣に、自分の力と位と大きな権威とを与えた。

 

13:3 その頭のうちの一つは打ち殺されたかと思われたが、その致命的な傷も直ってしまった。そこで、全地は驚いて、その獣に従い、

 

13:4 そして、竜を拝んだ。獣に権威を与えたのが竜だからである。また彼らは獣をも拝んで、「だれがこの獣に比べられよう。だれがこれと戦うことができよう。」と言った。“

 

 

7つの頭のうちの一つは7つ目の王、アメリカであり、そのアメリカが、「打ち殺されたかと思われたが、その致命的な傷も直ってしまった。」という経験をすることがわかる。

 

 

従って、同じアメリカに関して、

復活前のアメリカは7番目の王

復活後のアメリカは8番目の王

このような区分がされていることがわかる。

 

 

そして、10本の角、すなわち、10の国とは、復活後の

アメリカから立つ10の国のことである。

 

 

17:12 あなたが見た十本の角は、十人の王たちで、彼らは、まだ国を受けてはいませんが、獣とともに、一時だけ王の権威を受けます。“

 

 

ダニエル7章では、10本の角に関して、「蘇る」とのことばが使われていたように、

このアメリカから、10本の角、10の国が立ち、具体的には瀕死の戦火を負った、

アメリカから、10の国が蘇ってくるのは、アメリカが戦争による災禍を負った後のことである。

 

そして、この10の国が世界に君臨する時は短い。何故なら、「彼らは、まだ国を受けてはいませんが、獣とともに、一時だけ王の権威を受けます。」とその統治の機関が短いことが描かれているからである。

ひと時、英語でone hourとは、非常に短い間である。

 

.ひそかにアメリカを10の区域に区分する計画が進んでいる。

 

添付cutting edgeの記事によれば、アメリカを10の区域に分ける計画は、

すでにニクソン大統領の時代、1972年から、行われ、実際に実行されている。

その計画によれば、アメリカは、戦争、自然の災害などの大きな

災害の後、アメリカは今までの民主主義体制から変化し、全ての政治、

議会の権力は、FEMAへ移行し、それ以降アメリカは10の軍事的な国へ移行する。

10の区分とは軍事的な区分であるとのことである。

まさに今まで聖書で学んできた、獣の10本の角と同じ概念である。

 

. 世界を10の区域に分けて統治する計画。

 

さて、アメリカとは別に国連主導で世界を10の区域にわける計画が進んでいる。

Agenda21との名称である。

この計画によれば、世界をアジア、ヨーロッパなど、10の区域にわける計画だとのことである。

アメリカの10の区分と奇しくも数が似ている。

これらの計画に何か相互に関係はないのか?

 

 

9.10の角の10の冠とは何を意味するのか?

 

 

終末の10の角はまた、10の冠を持つことが書かれている。以下の通りである。

 

“黙示録 13:1 また私は見た。海から一匹の獣が上って来た。これには十本の角と七つの頭とがあった。その角には十の冠があり、その頭には神をけがす名があった。”

 

 

聖書に書かれた全てのことばには、意味がある。この箇所でわざわざ10の「冠」と書かれたことには、

やはり何か意味があるはずである。このことを考えたい。

 

旧約において、たとえば、ダビデは冠をかぶった。彼は全イスラエルを支配する王であり、王として、支配の権威を持っていた。だから、冠をかぶっていたのは、当然である。逆に彼の部下である、ヨアブなどは、冠をかぶったとは記されていない。それで、冠は支配、権威、最高権威の象徴であることがわかる。

 

 

この冠の定義さらに、世界が10の区域に区分され、アメリカも不思議にも同じく10の

区分が行われる計画があることを考えると、必然的にこのような結論がでないだろうか。

このアメリカの10の区域、国は、それぞれが、世界の10の区域を支配するようになる、

そう理解できる。たとえば、アメリカの1の区域(国)はヨーロッパを支配し、2の区域(国)

はアジアを支配し、というようにである。

その支配、権威を象徴して「冠」とのことばで表現していると理解できる。

 

 

10.10本の角の圧倒的な軍事支配

 

これらのそれぞれのアメリカの国はそれぞれの世界地域を支配する。しかも

圧倒的な軍事力と、破壊と制裁と、攻撃をもってそれを行うことが想像できる。

 

それは、以下の言葉から想像できる。

 

 

“ダニエル7:7 その後また、私が夜の幻を見ていると、突然、第四の獣が現われた。それは恐ろしく、ものすごく、非常に強くて、大きな鉄のきばを持っており、食らって、かみ砕いて、その残りを足で踏みつけた。これは前に現われたすべての獣と異なり、十本の角を持っていた。”

 

ここには、「それは恐ろしく、ものすごく、非常に強くて、大きな鉄のきばを持っており、食らって、かみ砕いて、その残りを足で踏みつけた。」として、10本の角を持つアメリカのすさまじい、破壊、攻撃、支配が描かれている。それで、この10本の角を持つようになったとき、アメリカは獣の

正体を現し、世界を蹂躙するようになるのだと理解できる。

 

 

13:3 その頭のうちの一つは打ち殺されたかと思われたが、その致命的な傷も直ってしまった。そこで、全地は驚いて、その獣に従い、

 

13:4 そして、竜を拝んだ。獣に権威を与えたのが竜だからである。また彼らは獣をも拝んで、「だれがこの獣に比べられよう。だれがこれと戦うことができよう。」と言った。“

 

この箇所にもその蘇ったアメリカの圧倒的な、軍事力とその軍事力にひれ伏す世界の人々に関する

記述がある。世界は、この角の軍事力に屈し、「だれがこの獣に比べられよう。だれがこれと戦うことができよう。」というようになる。

 

 

 

11.艱難時代は10本の角主導で行われる。

 

“ダニエル7:23 彼はこう言った。『第四の獣は地に起こる第四の国。これは、ほかのすべての国と異なり、全土を食い尽くし、これを踏みつけ、かみ砕く。

 

7:24 十本の角は、この国から立つ十人の王。彼らのあとに、もうひとりの王が立つ。彼は先の者たちと異なり、三人の王を打ち倒す。

 

7:25 彼は、いと高き方に逆らうことばを吐き、いと高き方の聖徒たちを滅ぼし尽くそうとする。彼は時と法則を変えようとし、聖徒たちは、ひと時とふた時と半時の間、彼の手にゆだねられる。

 

7:26 しかし、さばきが行なわれ、彼の主権は奪われて、彼は永久に絶やされ、滅ぼされる。

 

7:27 国と、主権と、天下の国々の権威とは、いと高き方の聖徒である民に与えられる。その御国は永遠の国。すべての主権は彼らに仕え、服従する。』“

 

 

3年半の艱難時代はこの10本の角の時代に起きる。

しかし、そのときはまた、キリストの再臨が起こり、神の裁きが行われるときでもある。

 

 

12終末の日のあらゆる災いは獣の国を通して起きてくる

 

黙示録13:5 この獣は、傲慢なことを言い、けがしごとを言う口を与えられ、四十二か月間活動する権威を与えられた。

 

13:6 そこで、彼はその口を開いて、神に対するけがしごとを言い始めた。すなわち、神の御名と、その幕屋、すなわち、天に住む者たちをののしった。

 

13:7 彼はまた聖徒たちに戦いをいどんで打ち勝つことが許され、また、あらゆる部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられた。

 

13:8 地に住む者で、ほふられた小羊のいのちの書に、世の初めからその名の書きしるされていない者はみな、彼を拝むようになる。

 

 

 

ダニエル達は当時の帝国バビロンの下で迫害を受けた。

バビロンは、聖書では猛獣ライオンにたとえられている。ライオンは人を食う動物である。

同じく、エステルや、モルデカイ達は、当時の帝国、メデイアペルシャの下で、

迫害を受けた。メデイアペルシャは、熊にたとえられている。

熊も人を食う動物である。

 

同じく終末の獣の国アメリカも人食い獣としてサタンに用いられ、クリスチャンから、永遠の

命を奪うべく用いられる。

 

 

13. 圧倒的な国力、強制力の下での迫害

 

聖書が暗示していることは、その終末の日、獣の国であるアメリカは、今までの仮面をかなぐり捨て、

その本性をむき出しにして、世界を統治し、君臨するということである。

 

その日、アメリカは変質し、変貌し、今までの民主的な国家という仮面をかなぐり捨て、

恐るべき専制国家、独裁国家となることが予想される。

そして、そのアメリカをとめる国、いさめる国は世界のどこにも存在しなくなる。

 

 

以下のことばの通りである。

 

黙示録13:3 その頭の一つが、死ぬほどの傷を受けたが、その致命的な傷もなおってしまった。そこで、全地の人々は驚きおそれて、その獣に従い、

 

13:4 また、龍がその権威を獣に与えたので、人々は龍を拝み、さらに、その獣を拝んで言った、「だれが、この獣に匹敵し得ようか。だれが、これと戦うことができようか」。

 

ここに獣の国アメリカに全世界が服する様子が描かれている。

 

 

 

14. 何故終末の日に獣の国による迫害を神は許されるのか?

 

それは、終末の日のクリスチャンをよりわける時となる。

バビロンの日の迫害が、ダニエルや、ダニエルの友の信仰を試すときとなったように、

終末の迫害を通してクリスチャンがよりわけられ、選び分けられるようになる。

 

 

”ダニエル3:13 そこでネブカデネザルは怒りかつ憤って、シャデラク、メシャクおよびアベデネゴを連れてこいと命じたので、この人々を王の前に連れてきた。

 

3:14 ネブカデネザルは彼らに言った、「シャデラク、メシャク、アベデネゴよ、あなたがたがわが神々に仕えず、またわたしの立てた金の像を拝まないとは、ほんとうなのか。

 

3:15 あなたがたがもし、角笛、横笛、琴、三角琴、立琴、風笛などの、もろもろの楽器の音を聞くときにひれ伏して、わたしが立てた像を、ただちに拝むならば、それでよろしい。しかし、拝むことをしないならば、ただちに火の燃える炉の中に投げ込まれる。いったい、どの神が、わたしの手からあなたがたを救うことができようか」。

 

3:16 シャデラク、メシャクおよびアベデネゴは王に答えて言った、「ネブカデネザルよ、この事について、お答えする必要はありません。

 

3:17 もしそんなことになれば、わたしたちの仕えている神は、その火の燃える炉から、わたしたちを救い出すことができます。また王よ、あなたの手から、わたしたちを救い出されます。

 

3:18 たといそうでなくても、王よ、ご承知ください。わたしたちはあなたの神々に仕えず、またあなたの立てた金の像を拝みません」。”

 

 

 

15.主の3年半の公生涯は艱難時代の3年半に通じ、それはよりわけの時

 

主の3年半の公生涯は、艱難時代の3年半と同じ期間であり、そして、それは、

型である。

3年半の公生涯の初めには多くの群集がイエスのもとに集まっていたが、

最後までキリストに従ったのは12弟子を始めとするほんのわずかな人々。

この3年半を通して神の民はよりわけられてしまった。

その最後まで残った弟子達に主は天の御国を約束し、再臨の日をも約束している。

 

ヨハネ14:1 「あなたがたは、心を騒がせないがよい。神を信じ、またわたしを信じなさい。

 

14:2 わたしの父の家には、すまいがたくさんある。もしなかったならば、わたしはそう言っておいたであろう。あなたがたのために、場所を用意しに行くのだから。

 

14:3 そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、あなたがたをわたしのところに迎えよう。わたしのおる所にあなたがたもおらせるためである。

 

 

16.キリストは全てのクリスチャンを再臨の日に受け入れるわけではない

 

聖書はその再臨の日、クリスチャンが2分され、キリストに受け入れられるクリスチャンと

そうでなく、拒否されるクリスチャンがいることを語る。

 

キリストは賢い乙女は花嫁として、受け入れるが、愚かな乙女は受け入れない。

 

 

マタイ25:1 そこで、天の御国は、たとえて言えば、それぞれがともしびを持って、花婿を出迎える十人の娘のようです。

 

25:2 そのうち五人は愚かで、五人は賢かった。

 

25:3 愚かな娘たちは、ともしびは持っていたが、油を用意しておかなかった。

 

25:4 賢い娘たちは、自分のともしびといっしょに、入れ物に油を入れて持っていた。

 

25:5 花婿が来るのが遅れたので、みな、うとうとして眠り始めた。

 

25:6 ところが、夜中になって、『そら、花婿だ。迎えに出よ。』と叫ぶ声がした。

 

25:7 娘たちは、みな起きて、自分のともしびを整えた。

 

25:8 ところが愚かな娘たちは、賢い娘たちに言った。『油を少し私たちに分けてください。私たちのともしびは消えそうです。』

 

25:9 しかし、賢い娘たちは答えて言った。『いいえ、あなたがたに分けてあげるにはとうてい足りません。それよりも店に行って、自分のをお買いなさい。』

 

25:10 そこで、買いに行くと、その間に花婿が来た。用意のできていた娘たちは、彼といっしょに婚礼の祝宴に行き、戸がしめられた。

 

25:11 そのあとで、ほかの娘たちも来て、『ご主人さま、ご主人さま。あけてください。』と言った。

 

25:12 しかし、彼は答えて、『確かなところ、私はあなたがたを知りません。』と言った。

 

25:13 だから、目をさましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないからです。

 

 

マタイ 13:38 畑はこの世界のことで、良い種とは御国の子どもたち、毒麦とは悪い者の子どもたちのことです。

 

13:39 毒麦を蒔いた敵は悪魔であり、収穫とはこの世の終わりのことです。そして、刈り手とは御使いたちのことです。

 

13:40 ですから、毒麦が集められて火で焼かれるように、この世の終わりにもそのようになります。

 

13:41 人の子はその御使いたちを遣わします。彼らは、つまずきを与える者や不法を行なう者たちをみな、御国から取り集めて、

 

13:42 火の燃える炉に投げ込みます。彼らはそこで泣いて歯ぎしりするのです。

 

 

マタイ13:47 また、天の御国は、海におろしてあらゆる種類の魚を集める地引き網のようなものです。

 

13:48 網がいっぱいになると岸に引き上げ、すわり込んで、良いものは器に入れ、悪いものは捨てるのです。

 

13:49 この世の終わりにもそのようになります。御使いたちが来て、正しい者の中から悪い者をえり分け、

 

13:50 火の燃える炉に投げ込みます。彼らはそこで泣いて歯ぎしりするのです。

 

 

 

 

17.仮庵の祭りの時が来る

 

アメリカ主導により、全世界に及ぶ試練のときが来る。

その日、我々は都を出て、荒野に逃げ、具体的には仮庵の祭りを祝うべきである。

 

マタイ 24:17 屋上にいる者は家の中の物を持ち出そうと下に降りてはいけません。

 

24:18 畑にいる者は着物を取りに戻ってはいけません。

 

 

 

 

黙示録12:13 龍は、自分が地上に投げ落されたと知ると、男子を産んだ女を追いかけた。

 

12:14 しかし、女は自分の場所である荒野に飛んで行くために、大きなわしの二つの翼を与えられた。そしてそこでへびからのがれて、一年、二年、また、半年の間、養われることになっていた。

 

12:15 へびは女の後に水を川のように、口から吐き出して、女をおし流そうとした。

 

12:16 しかし、地は女を助けた。すなわち、地はその口を開いて、龍が口から吐き出した川を飲みほした。

 

 

 

18.現代の世界の出来事は全て、神のことばが預言したように進んでいる。問題は、それを見ることができないこと。

 

ダニエル12:8 私はこれを聞いたが、悟ることができなかった。そこで、私は尋ねた。「わが主よ。この終わりは、どうなるのでしょう。」

 

12:9 彼は言った。「ダニエルよ。行け。このことばは、終わりの時まで、秘められ、封じられているからだ。

 

12:10 多くの者は、身を清め、白くし、こうして練られる。悪者どもは悪を行ない、ひとりも悟る者がいない。しかし、思慮深い人々は悟る。

 

 

 

 

ー以上ー

 


<アメリカ合衆国は1972年に公式に個々の州を廃止し(10の区域に区分され)た!>

 

ニクソン大統領は、Executive order (特別命令)により、ひそかにアメリカの50の州を

10地域計画へと再構成した。

 

上記の地図が示すように、アメリカは実際には、1972年以来、10の区域に区分され、統治されている。これらの10の区域は、国連の行政単位である。ハワイやアラスカ地域を含む合衆国の全ての住民は、上記10区域のコントロールの下にある。ハワイは上記Ⅸ区域の統制下にあり、アラスカはⅩ区域の統制下に入る。(この情報は、Commission for Constitutional Treaties, P.O. Box 1776, Hndford, CA93232, USAから取得した。)

 

 

ニクソン大統領が、1972月2月14日に発行したExecutive order (特別命令)#11647により、この新しい国は誕生した。彼はどのようにして、この(国土の)再構築の計画を持つに至ったのか?

国連は、合衆国は10の超区域に再構築されるべきであるとの解決を渡し、ニクソン大統領は、この特別命令を発行することにより、それに対応した。明らかにこの計画は、

この計画を立法化するために必要な議会への公表を経ていない。そのため、ニクソンは、

恐るべきほどに、かつ頻繁に、非合法な力である特別命令をこの(国土の)再構築を実現するために用いた。

 

いついかなる場合であっても国連がこの世界のどの国に対してでも命令を発するなら、それぞれの国の指導的政府の権威は、その国連の指令を実行に移すために、全ての力を費やす義務がある。

ジョージH.W. ブッシュ大統領は国連を「至高の機関」と呼び、合衆国の統治権を国連の下に

置くために彼の全ての力を尽くしたことを思い起こしたい。

現在の憲法システムにおいては、戦争を宣言する権威を得るために議会の承認を得る必要がある。

しかしながら、この国の非常に少数の人々しか、ブッシュが戦争を始めるための権威を得るために、議会へ行くよりも、国連へ行くことを奇妙には思っていない。

 

いつもは自分たちの権威を守ることに熱心な、議会の議員も、1991年のイラクへの湾岸戦争において自分達を、素通りして(ブッシュが国連へ向かって)も、何も不満を語っていない。

 

アメリカを10の超地域に再区分することの非憲法的な目標は、連邦から、州から、郡からそして末端地方機関からさえ、政府組織を廃止することである。その

目的は、これから計画的に起こされる予定の危機を通じて、我々の選挙を経た議員により構成される通常の政府を廃止させ、代わりに政府の形式の統治機関を設置することである。

これから突然に我々(アメリカ国民)は、決して自分達が選挙で選んだこともない、また、それゆえ、投票をする国民にはなんらの義務も負わない、議員や、役人達に我々自身が統治されるようになるだろう。この区域システムは明らかにその視点において、その権力において、制限のない強大なものである。これから我々アメリカ国民は、かつてのソ連や、ナチスの下で見たような専制政府に自身が直面するのを見るようになるだろう。

 

この区域システムはさらにまた、明らかに軍事的な構造を持っている。

我々は “一般的かつ、完全な武器撤廃法

(公法87-297と呼ばれる連邦のプログラムが、この10の区域システムの政府に完全に組み込まれていることを知る時、このことをさらにはっきり見るようになる、

 

我々はこの10の区域システムは、かねてから何度も聞かされてきた、

同時多発危機が起きるまでは、おそらく実施されないであろうことは知らないかもしれない。

しかし、アメリカに以下に記すような計画された危機が起きた時には、ありえる可能性としては、FEMA (Federal Emergency Management Agency) が当初の支配を行うことにより、我々は、アメリカが、この10の区域システム意へ変換されることを目撃するようになるだろう。

これらの危機は明らかに計画的に起こされるものである。

 

1.中東に置ける全面核戦争

2.朝鮮半島における全面核戦争もしくは、少なくともその脅威

3.アラブテロリストが、核、化学もしくは生物兵器により、アメリカの都市を破壊するとの脅威、もしくは実際にその脅威を実行すること。

4.中東でイスラエルと戦うアラブ軍を支持するために、アラブ諸国が石油の全面禁止を行う

5.パニックを引き起こすために徐々に起こされる地震

6.さらにパニックを起こすため、多くのアメリカ都市で引き起こされる同時多発的暴動、など。

 

この時、
FEMA
のトップが突然現れ、彼に政府として動くための必要な全ての権威を与える、議会を通過した多くの種類の特別法、命令を引用し、かつ彼が以前の憲法的な政府の全ての末端組織にまで通用する「一時的な」権力を持つと宣言する。

 

これら全ての企図され、計画された危機のさ中で、ひとたびこの新しい10の区域システムの政府への変換がなされたのなら、我々は、確かに終末の時代に入ったことを悟るようになるだろう。

 

 

By David Bay, Director The Cutting Edge Ministries

 

 

 

 

―以上―