エペソ人への手紙4章 2012.12.30,2013.1.6,1.13

 

4:1 さて、主の囚人である私はあなたがたに勧めます。召されたあなたがたは、その召しにふさわしく歩みなさい。

召し(英語):calling(呼び出された)→主からの声がけ

ペテロやヨハネのように主からの声がけがある

召しは様々

召しにふさわしく歩む

ちなみにレムナントは預言者的な歩み→たとえを理解する、聖霊にあって聖書を読む、それらを通して必要なことが示される

預言者的な召しの一部として「犠牲を払う」こともある、たとえばカソリックやペンテコステ派の誤りを指摘するときに、人から嫌がられることも覚悟しなければいけない

 

4:2 謙遜と柔和の限りを尽くし、寛容を示し、愛をもって互いに忍び合い、

4:3 平和のきずなで結ばれて御霊の一致を熱心に保ちなさい。

「御霊の一致」を保つことにポイントがある

働きを進めていく上で一致していくことは神の前に大事なこと、分裂はNG

分裂は教会の働きをとどめる

分裂は問題→自分の意見に固執、「自分、自分」と自己主張ばかりしていくときに分裂が起きてしまう

「謙遜」に関して→一人でいるときは、あまり関係無い、しかし教会内に傲慢な人ばかりだと「一致」は難しい

寛容(英語):長く耐え忍ぶ、我慢する

自分が耐え忍んで引いていく

聖霊にあっての一致にポイントがある

聖霊に導かれることにポイントがある

 

4:4 からだは一つ、御霊は一つです。あなたがたが召されたとき、召しのもたらした望みが一つであったのと同じです。

4:5 主は一つ、信仰は一つ、バプテスマは一つです。

4:6 すべてのものの上にあり、すべてのものを貫き、すべてのもののうちにおられる、すべてのものの父なる神は一つです。

からだ:教会→分裂はNG

「御霊の一致」を熱心に保つには、努力が必要

4:召しに関連して望みがある、望み得ないときに信じる

Ex:アブラハムとサラの間に子ども(イサク)が生まれたこと

召し:実現しないように思えるような望みが多い

しかし、祈っていく中で成就していく

望みを抱いて信じて祈っていくときに主の時に実現する Ex:ニュースレター

主の方法で実現するので、望みを失ってはいけない、決して捨て去らないこと!

 

4:7 しかし、私たちはひとりひとり、キリストの賜物の量りに従って恵みを与えられました。

御霊の賜物が分け与えられている

みなが同じではない、それぞれの人に応じて与えられる

主がそれぞれの人にピッタリな賜物を与えてくださる

キリストの賜物や召しは非常に的確

主が示してくださる

 

4:8 そこで、こう言われています。「高い所に上られたとき、彼は多くの捕虜を引き連れ、人々に賜物を分け与えられた。」

4:9 ――この「上られた。」ということばは、彼がまず地の低い所に下られた、ということでなくて何でしょう。

4:10 この下られた方自身が、すべてのものを満たすために、もろもろの天よりも高く上られた方なのです。

キリストのこと、キリストは地上に来て昇天された

「すべてのものを満たすために」:聖霊となって満たす

主の働き:聖霊の働き

キリストから聖霊を通して賜物を分け与えられた

賜物は天からのもの、聖霊にある賜物→弟子の歩みをする中で与えられる

今の時代、キリストが聖霊となってお一人一人に賜物を与えるという恵みに入っている

 

4:11 こうして、キリストご自身が、ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を伝道者、ある人を牧師また教師として、お立てになったのです。

その賜物で主に仕える

ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を伝道者、ある人を牧師また教師として、お立てになったのです(KJV):使徒、預言者、伝道者、牧師、教師にキリストが賜物をお与えになった

聖霊の賜物があって、はじめて出来る奉仕

 

4:12 それは、聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためであり、

聖霊の賜物をもって整えられる

聖霊が下って、はじめて整えられる

聖霊によって、真人間になっていく

賜物をもって私たちは仕え、奉仕をおこなう

神の視点で大事な奉仕をするときに、賜物は切っても切れない

聖霊の働きを通して有益な教会への働きが成り立っていく

信じて働きに入っていく中で、賜物が与えられていく

必要な啓示や示しが与えられる

奉仕に入っていくときに開かれる

賜物があって、はじめて整えられる

聖霊の賜物を求めていく

 

4:13 ついに、私たちがみな、信仰の一致と神の御子に関する知識の一致とに達し、完全におとなになって、キリストの満ち満ちた身たけにまで達するためです。

聖霊の賜物の中に、キリストに関する一致や知識が与えられていく

キリストによる知識は神さまが与えてくださる

聖霊による知識はその人を強める

 

4:14 それは、私たちがもはや、子どもではなくて、人の悪巧みや、人を欺く悪賢い策略により、教えの風に吹き回されたり、波にもてあそばれたりすることがなく、

クリスチャンの中にも、大人・子どもの区分がある、もちろん大人が良い

こういう概念がある

大人のクリスチャンになることを求める

子どものクリスチャン:キリスト教会に起こされる悪巧みに騙されたり惑わされたり、もてあそばれたりする

参照 黙示録6:13

6:13 そして天の星が地上に落ちた。それは、いちじくが、大風に揺られて、青い実を振り落とすようであった。

「いちじくが、大風に揺られて、青い実を振り落とすようであった」:教えの風(キリスト教会の教理)に吹きまわされて実が落ちる

難船:波にもてあそばれる

今の時代に、このことはピッタリする

教理に関して、人の悪巧みや悪賢い策略がある→今の時代の預言

Ex:聖霊の第三の波、艱難前携挙説

エペソ書の言葉を真剣に考える、そうでないと今の時代を正しく理解できない

この節の御言葉は、今の時代を適切に描写している

キリスト教会の大きなトレンドはすべて裏がある

Ex:ヤベツの祈りは魔術の法則→何度も同じ言葉を繰り返して神さまに強制する祈り

油断も隙も無い時代にきている

ぜひ大人のクリスチャンとなって歩んでいきたい

 

4:15 むしろ、愛をもって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達することができるためなのです。

大人のクリスチャンとなって、真理を見て、愛をもって真理を語る、こういう成長したクリスチャンになる

日本はどちからと言えば、子どものクリスチャンに満ちている→NG

しかし真理を持っているとしても、愛をもって真理を語る、傲慢に語ってはダメ

真理を持っていると、傲慢になりやすい

愛をもって真理を語っていきたい

愛をもって語っていくなら、人は耳を傾けてくださる

愛をもって語るか否かによって変わってくる

サタンは気落ちさせるような方法を持ってくる

しかし忍耐をもって成していく

真理を語るときに忍耐が必要

実践していくときに主からの恵みを受ける

 

4:16 キリストによって、からだ全体は、一つ一つの部分がその力量にふさわしく働く力により、また、備えられたあらゆる結び目によって、しっかりと組み合わされ、結び合わされ、成長して、愛のうちに建てられるのです。

教会として建てあげられて完成して、はじめて働きが進む

それぞれの人がするべきことをして成されていく

 

4:17 そこで私は、主にあって言明し、おごそかに勧めます。もはや、異邦人がむなしい心で歩んでいるように歩んではなりません。

4:18 彼らは、その知性において暗くなり、彼らのうちにある無知と、かたくなな心とのゆえに、神のいのちから遠く離れています。

4:19 道徳的に無感覚となった彼らは、好色に身をゆだねて、あらゆる不潔な行ないをむさぼるようになっています。

4:20 しかし、あなたがたはキリストのことを、このようには学びませんでした。

異邦人は、みな、そう

大事な真理を見ていない

神から離れているから、もっとも大事なことを見ていない

18節の「無知」という言葉はKJV訳だと随分違う、「無視」と訳されている

未信者の問題点:神を無視している

未信者が本当に神を求めているなら神に出会う

未信者は神がいることは何となく気付いている、しかし、いないことにしている

だからと言って、何も良いことは無い、災いや惑わしがあるし何も分からない

神を無視した結果、滅びに入る

神を認め、尊重して歩むなら祝福に入る

必要なことを教えてくださる

この世の人は神を無視しているために災いに入っている

神を尊重して正しく入るべきところに入りたい

 

4:21 ただし、ほんとうにあなたがたがキリストに聞き、キリストにあって教えられているのならばです。まさしく真理はイエスにあるのですから。

「ほんとう」:名目は聞いていても、現実は聞いていない

キリストに聞くと言いながら、人に聞いてしまうことが多い

場合によっては、大事なところでズレてしまうことがある

真理はイエスにある

イエスに聞き、教えられるのは名目ではない

名目上だけが多いのでは?

本当に教えられるということがある

 

4:22 その教えとは、あなたがたの以前の生活について言うならば、人を欺く情欲によって滅びて行く古い人を脱ぎ捨てるべきこと、

4:23 またあなたがたが心の霊において新しくされ、

4:24 真理に基づく義と聖をもって神にかたどり造り出された、新しい人を身に着るべきことでした。

古い人

参照 エペソ人への手紙4:1719

4:17 そこで私は、主にあって言明し、おごそかに勧めます。もはや、異邦人がむなしい心で歩んでいるように歩んではなりません。

4:18 彼らは、その知性において暗くなり、彼らのうちにある無知と、かたくなな心とのゆえに、神のいのちから遠く離れています。

4:19 道徳的に無感覚となった彼らは、好色に身をゆだねて、あらゆる不潔な行ないをむさぼるようになっています。

たしかに未信者がそう、しかしパウロはこのことをエペソの教会の人々に言っている

クリスチャンに対して言っている、クリスチャンでも古い人を着ている人がいる

クリスチャンであっても古い人をずっと着たままであるときに、滅んでいく

欲に引っ張られて滅びる

クリスチャンであっても脱ぎ捨てて、新しい人を着ていく→一生の課題

欲によって滅んではダメ Ex:エバ

霊において新しくされていくときに新しい人を着る

クリスチャンでも欲に惹かれることがある

クリスチャンでも、あるいは教会に行きながらも、欲に従って歩んでしまうことがある

どの人も陥るパターン、しかし滅んでしまうので深刻に考える

新しい人を着ることができるように祈り求めていく

 

4:25 ですから、あなたがたは偽りを捨て、おのおの隣人に対して真実を語りなさい。私たちはからだの一部分として互いにそれぞれのものだからです。

真理を語る

真理を語らずに偽りを語ることがクリスチャンに起きてくる

真理を語ることができるように祈り求めていく

自分の常識と違っていても御言葉を正しいとしていく

 

4:26 怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。

次の日まで、怒りを持ち越してはダメ

 

4:27 悪魔に機会を与えないようにしなさい。

4:28 盗みをしている者は、もう盗んではいけません。かえって、困っている人に施しをするため、自分の手をもって正しい仕事をし、ほねおって働きなさい。

4:29 悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい。

悪い言葉はダメ

人の徳を高めることを語る

 

4:30 神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、贖いの日のために、聖霊によって証印を押されているのです。

聖霊の印を追い出したり外したりする災いが起きる

Ex:律法学者

聖霊を否定することが起きてくる

参照 黙示録3:20

3:20 見よ。わたしは、戸の外に立ってたたく。だれでも、わたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしは、彼のところにはいって、彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。

参照 へブル人への手紙10:29,30

10:29 まして、神の御子を踏みつけ、自分を聖なるものとした契約の血を汚れたものとみなし、恵みの御霊を侮る者は、どんなに重い処罰に値するか、考えてみなさい。

10:30 私たちは、「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする。」、また、「主がその民をさばかれる。」と言われる方を知っています。

預言的なこと、いつかこういう時がくる

でも、これに入ってしまうと、「ハンコ」(贖い)の意味が無くなってしまう

証印のハンコを益々鮮明にし、贖いを確かなものとする

聖霊を追い出すことのないように気をつける

聖霊の印を押されるとき、聖霊に近い者になっていく

 

4:31 無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしりなどを、いっさいの悪意とともに、みな捨て去りなさい。

4:32 お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。

今はクリスチャンであっても、無慈悲になったり、憤ったりする→NG

たとえ不本意なことがあっても、お互いに赦し合って歩むことができるように祈り求めていく