ヨハネの黙示録16章7節~10節            2016.8.28

 

 

 

16:7また私は、祭壇がこう言うのを聞いた。「しかり。主よ。万物の支配者である神よ。あなたのさばきは真実な、正しいさばきです。」

 

 

 

ここで、「さばき」について書かれている。

 

「さばき」という日本語は、解るような、解らないようなものだが、どんなニュアンスかを見て行きたい。

 

 

 

マタイ

 

23:33おまえたち蛇ども、まむしのすえども。おまえたちは、ゲヘナの刑罰をどうしてのがれることができよう。

 

 

 

先程の「さばき」と「ゲヘナの刑罰」とは、原語では全く同じ言葉。

 

言わんとしている事は、黙示録の167節で言われている、「あなたの裁きは真実な正しいさばきです」と言われている時に、1つは、神は、世の終わりの時(黙示録の時)に、刑罰を下すという事。

 

黙示録が言っている事は、「刑罰」

 

ここで言っているのは、神のさばき、罰というのは、「真理」だという事。

 

そして、「そのさばきは正しい」  だから、不当な裁きではないという事。

 

意味する事は、正しく理解しなければならないのは、黙示録の時代、すなわち終わりの時代というのは、クリスチャンにとっても、ハッピーハッピーな時代ではないという事。

 

教会に対して、「さばき」「刑罰」が下されるという事。

 

我々は、それに巻き込まれないように理解しなければならない。

 

「あなたのさばきは真実な、正しいさばきです。」というのは、正当なさばきが下されるという事。

 

「正しいさばき」の裏は、教会が、重ね重ね背教をして、最後には、神の厳しい刑罰を受ける。

 

やはり、「ゲヘナの刑罰」と同じ言葉が使われている。

 

これが、黙示録の語っている事。

 

残念ながら今のキリスト教会では、全く逆の事が言われている。

 

「栄光に満ち、最後には天に上げられる」

 

教会は背教に進んで行くが、我々は、それについて行ってはいけない。

 

クリスチャン・ポストという、英語のキリスト教のニュースがあるが、それを見ると、キリスト教会が、どんどん悪くなっている。

 

例えばイギリスの方では、同性愛の女牧師を認めるか否かを議論しているし、どんどんおかしくなっている。

 

残念ながら、教会は、最後には罰を受けるようになる。

 

黙示録に書いてあるこの状況は覚えておく。

 

我々はどこかで一線を画して、教会が背教の方向に行くとしても、我々は御言葉を行なう。

 

同性愛がアメリカを始めとして、どんどん教会に入って来ている。

 

ソドムみたいなもの。

 

アメリカでは、キリスト教会でも、「一般の人がいっぱい訪れるのだから、同性愛向けのトイレを造れ。」とか、ソドムの方法が、教会を襲っている。 同性愛の牧師など。

 

その時ロトは、ソドムに最後までとどまらず、出て行って命を救った。

 

聖書は明らかに、「ソドム化した教会を出よ」と語っているので、我々も、そういう考えを持っていなければならない。

 

聖書に出て来る、ロト、ノアの話は、おとぎ話で書いてあるのではなく、今の我々に対しての警告、知らせとして、大事なキーポイントとして書かれているので、それを理解しないと、喩えを理解しないと、意味が無い。

 

黙示録167節の結論は、「あなたのさばきは真実な、正しいさばきです。」

 

だから、逆に言うと、教会の背教が極まるという事なので、我々は何重にも線引きをしなければならない。    そういったポイントは覚えておく。

 

 

 

黙示録

 

16:8第四の御使いが鉢を太陽に向けてぶちまけた。すると、太陽は火で人々を焼くことを許された。

 

16:9こうして、人々は激しい炎熱によって焼かれた。しかも、彼らは、これらの災害を支配する権威を持つ神の御名に対してけがしごとを言い、悔い改めて神をあがめることをしなかった。

 

 

 

ここで書いてあるのは「太陽の災い」「火で人々を焼くことを許された。」と書いてある。

 

理解に間違いが無ければ、黙示録は表面的にもクリスチャンに対して書かれている。

 

一般の人は黙示録を読まない。

 

聖書の最後に黙示録があるという事は、一通り聖書を読んだクリスチャンが、最後に黙示録を読む。なので、クリスチャン向けに、喩えで書かれているので、こういった事は理解して行きたい。

 

世の終わりには、クリスチャンが裁かれるが、未信者も当然裁かれる。

 

ペテロの手紙には、「さばきが神の家から始まる」と書かれている。

 

「神の家に集っている人すら裁かれるのなら、まして神を知らない、そういう不信者の行く末はいったいどうなるのか」と書かれている。

 

なので黙示録はそういう人達に向けても書かれている。

 

例えば、666は、基本的にはクリスチャン向けに書かれているが、この世の人にも大いに影響する。 また、獣の国が世界を支配する事に関しても、無論未信者にも影響して来る。

 

黙示録は、この世の人が読んでみても、当然大いに終末の事がわかる。

 

「火で人々を焼くことを許された。」というのは、喩えの意味合いもあるが、文字通りこの事も成就する事もあるような気がする。  太陽の熱が、次第に上がり、害になる。

 

近年、夏の暑さは上がっている。  インドにおいては、暑さで死んでしまう人がかなりいる。

 

毎年、気温の高さを更新している。

 

この世の人々も、この箇所を読み、悔い改めて欲しい。

 

そして、喩えの意味合いもあると思う。

 

太陽は、クリスチャンの器の喩えだと理解している。

 

クリスチャンは、みんな星。

 

クリスチャンは、アブラハムの子孫であり、新約のイスラエル。

 

星の中で大きいのが、地球からの見かけ上、太陽と月。

 

太陽は、星の1つだが、大きな器。  なので、ここでは器が災いになる。

 

火は、霊的な事の喩えだと理解する。

 

太陽=器を通して、霊的な災いが下るという事を、「太陽は火で人々を焼くことを許された。」

 

という事を語っているというように理解している。

 

もう、キリスト教会の状況は変わって来ている。

 

過去は、キリスト教の聖会に行けば、神の恵みがあって、素晴らしい器が来るから、そこで恵みを受けたが、今は違う。

 

牧師が、ロドニーハワードの聖会に行った時、トロントブレッシングのおかしなリバイバルの器が来た時に、感じた。

 

青年会館に、たくさんのクリスチャンが集まったが、器が、集まった人々に手を繋げさせて、「ファイア」と叫んだ。つまり火。太陽の火。

 

手をつないだ人々は(エレミヤ牧師は繋いでいない)、みんな倒れた。エレミヤ牧師は倒れなかった。ここで言う火は霊。バカにしてはいけない。

 

そして、周りの人々が、霊を受けておかしくなっているのを見た。

 

つまり獣になる。

 

前の方で、霊を受けた人々は、みんな様子が変わっていた。

 

顔が、馬のような感じになっていた。

 

やはり、獣の霊。  顔かたちが変わってしまう。

 

それが、当事者の魂に、どれだけの影響を与えているかと思う。

 

「太陽は火で人々を焼く」とは明らかに霊。

 

そんな霊を受けて帰った人は、家に帰ったら、絶対に影響がある。

 

その人の、クリスチャンとしての歩みが変わってしまう。

 

これは長い影響をもたらす。

 

歩み、聖書理解などが、大きく変わる。

 

だから、トロントのリバイバルに足を運んでも、「全く歩みが変わらない」

 

聖霊ではない霊だから、そういうしるしと不思議を求めて行く時に、霊が違うと、その人の根本的な歩みが変わってしまう。

 

どんなにしても、正しくなれないような影響を受けてしまう。

 

「太陽は火で人々を焼く」   これは霊の災いに関して書かれている。

 

「太陽は火で人々を焼くことを許された。」  これは、霊的な災いが許されたという事。

 

これは、「罰」

 

霊的な災いは、教会に何も悪い所が無くて来るわけではなく、既に今、災いが来ている。

 

先程のロドニーハワードの聖会は、十数年前の事。

 

だから、今の時代という事を理解しなければならない。

 

神が、罰を与えつつある。

 

悪霊のリバイバル、トロントやペンサコーラが許されているという事は、クリスチャンは、深刻に物事を考えなければならない。

 

神は、今の時代のキリスト教会に関して、その様な悪霊のリバイバルを起こす事が相応しいと思われている。

 

今のキリスト教会は、やはり真面目に考えなければならない。

 

神が、今の時代、罰や災いを下しつつある。

 

黙示録は、遠い世界ではない。

 

太陽の火で焼かれる事は、ある意味成就している。

 

「ファイア」とは火であるから。

 

黙示録は、一部成就している。

 

そういう意味で、決して我々の時代は、黙示録から遠い時代ではない。

 

黙示録の時代は、あと少し、数歩先かも知れない。

 

 

 

16:9こうして、人々は激しい炎熱によって焼かれた。しかも、彼らは、これらの災害を支配する権威を持つ神の御名に対してけがしごとを言い、悔い改めて神をあがめることをしなかった。

 

 

 

これから悪霊のリバイバルで、災いに遭う人がたくさん出て来る。

 

実際に影響されている人が出ている。

 

ここに書いてあるように、災いは下って来る。

 

その災いも司るのは神。 

 

サタンが暴れまわっているのではない。

 

災いは確かにキリスト教会に下る。

 

しかし、それは無軌道に誰でもというわけではない。

 

言わんとしている事は、黙示録の時になったら、教会は災いに遭う。

 

ただ、理解しておかなければならない事は、誰でも彼でも災いに遭うわけではない。

 

神は災害を支配しておられるのは、その人の歩み次第で、ある人は黙示録の時代になって、災いに遭い、しかし、ある人は、黙示録の時代にあっても、災いに遭わない人もいる。

 

災いは無秩序に来るわけではない。

 

災いにある人は、それだけの事をしている。

 

我々が正しく歩んでいるなら、時代にかかわらず、神の怒りを受ける事は無い。

 

おかしなリバイバルが、今のキリスト教会を覆っている。

 

レムナントは、その様なリバイバルから、一線も二線も画している。

 

また、あらゆるおかしな教理が、神の怒りの中で色んな教会に席巻しているが、主の憐れみにより、封印が大いに開かれている。

 

また、獣の国がまさにアメリカだという事も、明確に開かれている。

 

今のところ、災いは来ていない。  逆に、封印が開かれたり、また、必要なパンが与えられたり、これは恵み。

 

なので、「これらの災害を支配する権威を持つ神」

 

あらゆる災いが、黙示録の時代に来るが、それは、神が権威を持ってコントロールされているので、我々が正しく神の言葉に従って行くなら、これらの災い、災害を恐れることは無い。

 

ノアは100年もかけて箱舟をつくり、家族や動物と一緒に助かった。

 

同じ事が起きる。

 

災害は、確かに神から来るが、正しく歩んでる人が救われる、というのがノアの教え。

 

ロトの時もそう。ソドムは確かに滅んだが、その中にいたロトたちに、わざわざ天使がやって来て、ロトの手を掴んだと書いてある。至れり尽くせり。

 

確かに、黙示録の時代に入って行くが、我々が正しく行ない、神の言葉を守って行くなら、恐れることは無い。

 

ノアやロトの様に災いから免れる。

 

そういう意味で、黙示録の時代に入っても、レムナントは特別やる事は変わらない。

 

同じ事をさらにやって行く。

 

そうすれば、入るべき所に入って行く。

 

 

 

16:10第五の御使いが鉢を獣の座にぶちまけた。すると、獣の国は暗くなり、人々は苦しみのあまり舌をかんだ。

 

 

 

ここでは、「獣の国」という事を覚えておく。

 

獣の国に関しての災いが来る。

 

ここで、「獣の国」という言葉があるので、世の終わりの時には、「獣の国」と呼ばれる、特別な国が出て来る。

 

それは、「アメリカ」であると理解している。

 

獣の国の特徴とか、ダニエル書を見た限り、わかる事は、1つは、軍事大国。

 

ダニエル書の78章を見て解るように、その獣は、あらゆる国を支配する、鉄の足とか、噛み砕くとか、全地を足で押し付けるとか、明らかに全世界を支配する様な軍事大国。

 

「鉄」は、戦車や飛行機も「鉄」

 

もう1つは、世界帝国。

 

ダニエル書では終末の獣の国として、4番目に出て来るが、それ以前の1番目、2番目、3番目に出て来る、世界帝国。

 

バビロン、メディアペルシャも、その当時の全世界を支配したし、ギリシャもアレキサンダー大王が、全世界を支配した。

 

だから、4番目の獣の国アメリカは、全世界を支配するようになる。

 

今はそうではないが、世界に並ぶもののない軍事力を持っているので、これは、来るべき日、近未来の日に、全世界を支配するための用意と思って間違いは無い。

 

ここで書いてある事は、獣の国は、「暗くなる」という事。

 

暗くなるというのは、喩えの意味合いとしていれば、世の光である、真の光であるキリストの光が消えて行くという事。喩えとしては、そのように理解している。

 

キリストが、アメリカにおいては、暗くなり、消えてしまうという事。

 

これは、今のアメリカの現状を見ると、そういう方向に進んでいる。

 

得るニュースと言えば、アメリカにおける正しいクリスチャンが、政府や、法律で圧迫されているというものばかり。

 

クリスチャンが同性愛に反対してデモを起こしたら、逮捕され、懲役47年を課せられたりしている。   また、牧師が路傍伝道していたら、「無神論者の権利を侵している」とされている。  アメリカはかなり極端な方向へ来ている。  「対キリスト教」これはどんどん行くと思う。最後に行きつくところは、あらゆる心理の光が消されてしまう。

 

「学校にも聖書を持って行ってはダメ」「クリスマスでも、クリスマスソングを歌ったらダメ」

 

「キリストに関しては喋ってはダメ」など。

 

残念だが、我々は、アメリカは最初に、真理や福音が消えて行く国になる、という事を覚えておく。

 

ロシアでも伝道がきつく規制されているが、これもいずれアメリカで起きて来ると思う。

 

「獣の国は暗くなり」と書いてあるのは、やはり、アメリカに最初に起きて来る。

 

そしてそれは全世界に波及するが、締め付けが一番激しくなるのがアメリカ。

 

そういう意味では、アメリカに対する警告は、速やかにして行かないといけないという事があるかなと思う。

 

レムナントは、必要な警告を英語化して、アメリカに送ろうと思っているが、それもやはり「時」があるかと思う。

 

「暗く」なった後は、何も受け付けなくなる。

 

預言されている時は、必ず来る。

 

もはや真理が全く語れなくなる、その時は、我々も語りようが無い。

 

時は限られている事を覚えておく。

 

今すでに、アメリカのクリスチャンは圧迫されているが、どんどんこれは来る。

 

何故その様な事が許されるのか、アメリカのクリスチャンが、どんどん獣化を容認して行っているという事がある。

 

聖書の真理から離れ、獣のリバイバルも受け入れているし、獣的な教理も受け入れている。

 

そうであるが故に災いが来るという、一面もありそう。

 

「舌をかんだ」と書いてある。

 

苦しみながら舌を噛んだ。  これも喩えではないか。

 

舌を噛むと喋れない。沈黙を強いられ、何も言えなくなる。

 

それがロシアで起こりつつある。「反宣教法」が、今年の7月に開始された。

 

ロシアのクリスチャンには、まさに、何もしゃべれなくなる時が来た。

 

「教会以外で伝道したら皆逮捕」   道や学校はもちろん、家庭でもダメ。

 

14歳以上で、神とかキリストとかを言ったら、それだけで逮捕される。

 

ロシアでは、クリスチャンの口が封じられている。

 

同じような事が、アメリカでも起きて来るのではないかと予想する。

 

今回の、ロシアの「反宣教法」に関連して、緊急黙示録セミナーを開いた。

 

内容としては、秘密。

 

しかしこれはロシア一国の問題ではないような気がしている。

 

キリストのキの字も話せなくなる、伝道しただけで逮捕、そういう日が来るという感じ。

 

オバマは「もはや、アメリカはキリスト教国ではない」と言っている。

 

インターネットでは、「オバマこそが反キリストではないか」という声が多々上がって来ている。 オバマが反キリストであるか否かは、今は分からないが、反キリスト的な事を大いにやっているのは事実。

 

同性婚が合法化され、とんでもない変化を来らせた。

 

アメリカはこれからどんどんピンチになって行く可能性がある。

 

そういう意味では、これからアメリカには助けが必要ではないか。

 

レムナントに必要な啓示が与えられているのは、そういった事がアメリカも含めて語って行きたいと思う。

 

アメリカのクリスチャンは、風前の灯火。

 

その中でも、正しいクリスチャンと、そうでないクリスチャンとの選り分けがあると思う。

 

アメリカの中にも正しいクリスチャンは多いにいるし、そのため色んな困難があると思うが、

 

そういった人たちの事をも、思いやって行きたい。