ヨハネの黙示録17章12節~13節 2016.11.27
17:12あなたが見た十本の角は、十人の王たちで、彼らは、まだ国を受けてはいませんが、獣とともに、一時だけ王の権威を受けます。
終末の日に起きて来る、獣の国。
終末の日の大きな鍵を握っている。 また、奥義の中の奥義だったりする。
獣の国がどのような国かという事に関しては、奥義の奥義なので、簡単には解らない。
それを象徴的に話しているのが、ダニエル書2章のネブカデネザルの夢。
ネブカデネザル王は、その夢を見たが、その夢を解き明かす者がいなかった。
夢を解き明かす。
それは何かというと、解釈。
王は、自分の見た夢とその解き明かし、両方を求めた。
バビロンの知者は皆、それが出来なかった。
王が見たのは、これから全世界を支配する国々に関して、特に、中心的なのは、終末の獣の国。
その事に関しての夢は、バビロンの知者が皆、それが出来なかったというのがダニエル書の結論。 しかし、神の知恵に満ちた、ダニエルは、それらを解き明かすことが出来たという事も、正しい結論。
明らかにダニエルは、バビロン的なものとか、バビロンの中にいながら尚且つ、捕囚されながらもバビロンとは距離を取っていた。
これは喩えの意味合いがある。
今の時代も、多くのキリスト教会の教理も、また霊的なものも、バビロン化している。
それに影響された人は、バビロンの知者であり、全くバビロンについている。
そういう人達の結論は、いざ終末の獣の国に関しても、夢、幻、啓示が与えられても、天の神から来ても、正しく解き明かす事が出来ない。
それはまさに、今の時代において実現している様に思われる。
今のキリスト教会、バビロン化した、アメリカ由来のものに、影響されているキリスト教会は、
終末の獣の国に関して、見事に間違えている。
ローマ帝国が復活するとか、国連とか、ヨーロッパがそうだとか、みんな間違いだと思う。
バビロンの知者は、誰も王の夢を解き明かす事が出来なかった。それで王は怒り、バビロンの知者を皆殺しにする命令を出した。
しかし、ダニエルを通して、正しい解釈が開かれた。この事は事実。
ダニエルの特徴は、バビロンとは距離を置いていたという事。
どこから、獣の国の正しい解釈が出るかという事は、アメリカ由来の教理から、距離をおいている人から。
我々は、アメリカこそが、まさにダニエル書が言っていた、バビロンの知者らが気づかなかった、獣の国であると思う。
アメリカが獣の国である解釈は、ダニエル書の原則には合っている。
バビロン由来の知者、学者。 今で言うなら、聖書学者とか、色んな神学者を指すと思う。
こういった人たちからは、1人も、正解が出て来ていない。
これは、ダニエル書とまさに合致している。
バビロン由来の知者、学者は、理解出来なかった。 正しく解釈できなかった。
まさにそうなっている。 だから日本においても、アメリカ由来の教理を受け入れてしまった人達は、EUがそれだとか、色々あるが、こちらから言わせると全部ペケ。
しかしそれは聖書的。 何故間違えるかと言うと、バビロンの知者だから間違う。
アメリカ由来のキリスト教は、すっかり骨の髄まで、教理と言い、霊的なものと言い、バビロン由来のものをすっかり受け入れて、バビロンの知者になっているから、聖書の言わんとしている事も、終末の事も、理解できない。
今日は「10本の角」を見て行きたい。
アメリカの獣の国である時に、2種類の表現が使われている。
1つは、獣の国というのは、1匹である事。 要するに1つの国。
だからEUに何十か所もあるものを「獣の国」だというのは間違い。
逆に、アメリカが獣の国だという時には、1つの国だから、これは聖書的。
そしてもう1つは、7つの頭。 7つの頭は、前の箇所にも出て来る。
17:9ここに知恵の心があります。七つの頭とは、この女がすわっている七つの山で、七人の王たちのことです。
17:10五人はすでに倒れたが、ひとりは今おり、ほかのひとりは、まだ来ていません。しかし彼が来れば、しばらくの間とどまるはずです。
7つの頭は、ヨハネの時を起点として、「五人はすでに倒れた」、5人はすでに倒れた。
バビロンとか、メディアペルシャ、ギリシャなど。
もう1人は、アメリカの事。
7つの頭の時、歴史的に出て来る大きな国がある、そして、獣の国アメリカの頭というのは、1つではない。 頭は、教会の頭がキリストであるのと同じようだが、アメリカは複雑な国。
別の表現をするなら、今までの世界の歴史の全てが凝縮されたような国と言える。
アメリカの中にはバビロン由来の事柄も色々ある。
例えば「自由の女神」。あれもバビロン由来、女神イシス。
隠れたバビロン的な事柄が沢山ある。
また、ローマ、ギリシャとか、そういった近代文明的な事も大いにアメリカの中に入って来ている。 そういう意味でアメリカというのは、7つの今までの歴史の、あらゆる大国の影響を受けていると言える。
「十本の角」に関して見て行きたい。
終末の獣の国であるアメリカに関して、1つは、ヨハネの時のローマの影響もアメリカにあるし、ギリシャ、バビロン、メディアペルシャの影響もアメリカにある。
十本の角というのは、黙示録17章の12節「あなたが見た十本の角は、十人の王たちで、彼らは、まだ国を受けてはいませんが、獣とともに、一時だけ王の権威を受けます。」
一時、短い時間、アメリカは、建国以来200年は経っているが、その中でもほんの短い期間と思われる。これが、10本の角と思われる。
もう1つは、「角」という表現を理解しなければならない。
「角」は喩えの意味合いもあるが、これは明らかに攻撃の武器。
人間は角を持っていないのでピンと来ないが、角はそれを持つ動物の武器、それで相手を突き刺したりする。だから、アメリカの軍事力。
10本の角。攻撃という言葉がある。
10本の角を通してわかる事は、まだアメリカはすべての本性を現していないが、アメリカが獣の国という時に、これから本性を現す。明確に本性を出してきた時に解る事は、アメリカが
今よりも遥かに軍事的な国になるという事。
聖書通りなら、もっとエスカレートして行く。
どこの国であろうとも、アメリカのいう事を聞かなければ攻撃される時代が来ると思う。
これから平和な時代が来るわけではない。 強圧的な時代が来て、話し合いや、知的な論議という事ではなく、軍事力が幅をきかせる時代になって行く。
それは、アメリカの一国支配。 いわゆる「新世界秩序(NWO)」。
今の段階では、国連でも様々な意見があったり、それぞれの国が独立して言いたい事が言えるけれども、これは、新世界秩序ではなく、旧世界の秩序。
世界を支配しようと望んでいる連中は、「新世界秩序(NWO)」、つまり、アメリカのみが秩序のトップになって、全世界の王になり、他の国々を家来の様に従わせる。
今、世界はその方向に向かっている。
「角」について見て行く。
ダニエル書
7:7その後また、私が夜の幻を見ていると、突然、第四の獣が現われた。それは恐ろしく、ものすごく、非常に強くて、大きな鉄のきばを持っており、食らって、かみ砕いて、その残りを足で踏みつけた。これは前に現われたすべての獣と異なり、十本の角を持っていた。
ここで見て解るように、10本の角を持っていた獣というのは、アメリカ。
「それは恐ろしく、ものすごく、非常に強くて」とある。
これについてはおおむね半分以上は成就している。
アメリカの歴史を知っている人達は、世界歴史の中で、かつてなく、今後も無いほど、未曽有の、世界歴史上ナンバー1の軍事大国。 それ以上の軍事力を持つ国は今も昔も無い。
「非常に強くて、大きな鉄のきばを持っており、食らって、かみ砕いて、その残りを足で踏みつけた。」とある。
アメリカの横暴は、今も実現している。 ベトナムも日本、その他色々な国がやられたが、これからはこんなものではない。 さらに本性を現し、従わない国とかに軍事力を用いて行くようになる。 そういう時代がこれから来る。 何故なら、聖書に預言されているから。
今は、何分の一はその事が実現しているが、これからはどんな国もアメリカに逆らえば、アメリカの強大な軍事力を行使される時が来ると思われる。
他の全ての国々が、アメリカのいう事を聞かざるを得ない日が来る。 その様に思える。
それが、今世界を支配しようとしている連中が望んでいる世界。
これからは、野蛮な時代が来る。
知性や論議が勝つのではなく、武力だけが勝つ時代が来る。
原始的な、腕力のみがものを言う状況に入って行く。
そういう日を聖書が預言している。
その時に活躍するのが何かというと、「これは前に現われたすべての獣と異なり、十本の角を持っていた。」とあるように、10本の角が、アメリカの武器、軍事力が戦いに大いに用いられると思う。 10本の角を用いて、全世界を具体的に支配するようになる。
「十本の角」の事を見て行きたい。
ニクソン大統領の時に、ある法律が施行された。
あまり有名ではないが、それが何かというと、「アメリカを10の区分で分ける」という事。
そしていずれ、これは聖書の預言と一致するなら、アメリカの10の区分は、10の角を指す事になる。そして、その10本の角として機能するようになると思われる。
別途、国連は、全世界を、1960年代、1970年代から、アメリカとは別に、世界中の国を10の区分に分けている。 国連は、10の王国という言葉を当初使っていた。つまり、王によって支配されるように。
わかる事は、アメリカの10の区分は、黙示録を見れば解るが、黙示録の17章12節で、「あなたが見た十本の角は、十人の王たちで、彼らは、まだ国を受けてはいませんが、獣とともに、一時だけ王の権威を受けます。」
何を言ってるかと言うと、アメリカのこの区分というのは、それぞれ王になる。
そして、ここを治める。 アメリカの1番目の区分は、北アメリカ。
全部支配してしまう。 だから王であり、冠を受ける。
そういう意味では、話が一致する。
聖書はアメリカから10本の角が出て、それぞれ王になると言っているし、また、国連は世界を10の区分に分けると言っているし、ニクソンは、アメリカを10の区分に分けると言っている。 つまり、アメリカの各地域が、皆、王となる。
そしてそれぞれが、世界の各地を10の区分で支配するという事。
10人の王が立つ。
日本を支配する王も現われる。日本は3番目らしい。
アメリカの3番目の区分に支配されてしまう。 日本の王がアメリカに現れる。
黙示録
17:12あなたが見た十本の角は、十人の王たちで、彼らは、まだ国を受けてはいませんが、獣とともに、一時だけ王の権威を受けます。
だから、王の権利をこれから受ける。 しかしそれは、一時な事。
終末の日にそういう事が来る。獣の国の横暴によって。
そういう日が来るという事を理解しなければならない。
しかし、永遠にアメリカに支配されるわけではない。
聖書の預言は、アメリカにおいて正確に成就している。
アメリカは既に10本の角を持っている。
しかし、この事はあまり知られていないだけであって、知る人ぞ知る。
アメリカの10の区分は、ウィキペディアにも載っている。
実際にアメリカは、ニクソン大統領の時代にこう言う用意をしている。
別途国連は、アメリカが支配しやすいように世界を10の区分で分けている
我々の知らない間に、獣の支配とか、攻撃の日とかが定まっている。
裏で計画が着々と進んでいる。
みんなそれに気付かないままだが、非常に聖書的。
聖書に預言された日が来る。
なので、これから理解しなければならない事は、アメリカは既に横暴であり、今でもいろんな国をさんざん攻撃しているが、まだ本性を発揮していないという事。
これから次第に、どんな国でも遠慮無しに軍事的な攻撃をする。
10本の角はまだ本格的に始動していないが、その日はいずれ来る。
アメリカの各地域が、全世界を支配する時が来る。
日本も、アメリカの地域になる事が、すでに定まっている。
この事は実現すると思われる。
「十人の王たちで、彼らは、まだ国を受けてはいませんが、」
支配する国をまだ受けていないが、これから受けるようになる。
「王の権威を受けます。」 これは、下に家来がいるという事。
これから日本も、他の国々も、アメリカに支配されるようになる
全世界が、アメリカ一国に支配される日が来る。
明らかに聖書が語っているので、その日に関しては、「見て行く」という事が非常に大事。
17:13この者どもは心を一つにしており、自分たちの力と権威とをその獣に与えます。
「この者ども」とは、10本の角。
力と権威をアメリカに忠誠的に与えて行くという事。
これらの御言葉を通して理解出来ることは、もう世界の国々は今の様にいろんな国が、それぞれかってなこと
を言っていて、中々政治が進まないという事もいずれ無くなるという事。
つまり、「新世界秩序(NWO)」に入って行く。
獣の国アメリカの意見だけが通る時代になる。
10本の角は心を1つにして、アメリカの意見だけを通させる時代が来る。
それこそ、サタンの思惑。
それのみが、世界中で有効になる。
急速に世の中はサタン化し、キリスト教会も急速にサタンの思惑、意見などが、次々と実現するようになる。
何故なら、圧倒的な支配、武力で、支配される。
反対する者は、殺されたり逮捕されたりする。 そういう時代が来る。
なので、そういう事を理解する時に、色んな終末の事に関しても、事柄が理解出来るようになる。
レムナントでは、宮が崩壊するという事を言っている。
宮は、神を礼拝する所という意味で「教会」という事。
そこで、宮が崩壊し、反キリストが、キリストを追い出して、キリストの座を奪うという事を言っている。
今まで度々それを語り、また今でも語っているが、殆どのクリスチャンが、「そんな事はまずあり得ない」と言っている。 クリスチャンは誰も望んでいない事だが、それは、アメリカの圧倒的な支配のもと、世界中の意見が、統一されてしまうので、その下で実現してしまう。
そういう意味では、今までの常識が通用しなくなる。NWOで世界の秩序も方法も変わってきてしまう。一国支配で、とんでもないゴリ押し、とんでもない意見でも、アメリカが王として君臨するので、そこで定まった事は、みな聞かざるを得ないような状況になる。
17:13この者どもは心を一つにしており、自分たちの力と権威とをその獣に与えます。
と書いてある。
我々は、その日が来る事を理解したい。
聖書に書いてある事柄は、必ず実現していくので、ここに書いてある事柄は、何がともあれ、急速に世界は獣化し、急速に世界はサタンの思惑通りになって行き、キリスト教会もそれに準じ、急速に背教に向かう。 しかも、ものすごい勢いで。
今までのキリスト教会の常識とかも、獣の国アメリカの一国支配の下で、どんどん崩されたり、
反対論は圧殺される。逮捕され、有罪にされたり、強制的な方法で、変わって行く様になる。
その日が来ようとしている。
何故そのような日が許されると言うと、旧約聖書を読めば解るか、ダビデ以来の王朝が続いた国も、最後には、その背教のゆえに、バビロンに捕囚となり、連れて行かれてしまった。
先祖たちの受け継いだ地から、引き抜かれ、移されてしまった。
それと同じような意味合いで、再度、アメリカ・バビロンが立ち上がって、世界やキリスト教会を支配するようになるのは、教会の背教ゆえ。
意味なくそれらの事が起きているわけではない。
そういう意味では、我々クリスチャンが知らなければならない事は、神は、今のキリスト教会の背教に対して、非常な怒りを持っている。 非常に厳しい罰を下されようとしておられる。
我々は、歩みを正し、真剣に主にあって、正しい道に入れるよう求めて行くべき。
教会の滅び、滅亡が迫っている。
正しい歩みに入って行く時に、背教の中、困難の中にあっても、正しくいのちを得る事が出来る。 今の時代を聖霊にあって正しく見分けていきたい。
レムナントキリスト教会
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