ヨブ記26章 2012.12.9

 

26:1 ヨブは答えて言った。

26:2 あなたは無力な者をどのようにして助けたのか。力のない腕をどのようにして救ったのか。

「あなたは無力な者をどのようにして助けたのか」:神は無力の者を助けた

「力のない腕をどのようにして救ったのか」:神は力の無い腕を、このように救った

「神は力をもって無力な者を助けてくださる」ということを言われている

(特にこの世において)私たちが無力な者であったとしても、神は助けてくださる

ゆえに私たちが無力だからと言って、神の働きに着かないのは間違い、あきらめる必要は無い

本当にやっていくつもりなら神が助けてくださる、神の不思議な方法で「道や方法」が開かれていく

 

26:3 知恵のない者をどのようにしていさめ、豊かなすぐれた知性を示したのか。

知恵が無くても、色々と知恵や語りかけを与えてくださる、ただし要祈り→「祈り」を通して神の声を聞く

神は色々な方法でいさめたり、知恵を与えたり、教えたりする

人を通して神が語るのは聖書の原則のひとつ、そしてきちんと聞いていくときに、とらえるべきことをとらえていく

 

26:4 あなたはだれに対してことばを告げているのか。だれの息があなたから出たのか。

神は言葉を告げる方

神は一人一人に対して必要をもって言葉を語る、そして神の言葉は無駄にならない

 

26:5 死者の霊は、水とそこに住むものとの下にあって震える。

26:6 よみも神の前では裸であり、滅びの淵もおおわれない。

「死者の霊」:死んだ者の霊、また、「肉体」を持っていても「霊」が死んでいる人のこと

参照 マタイ8:21,22

8:21 また、別のひとりの弟子がイエスにこう言った。「主よ。まず行って、私の父を葬ることを許してください。」

8:22 ところが、イエスは彼に言われた。「わたしについて来なさい。死人たちに彼らの中の死人たちを葬らせなさい。」

「死人」とは「神を知らない人」のこと

「よみも神の前では裸であり、滅びの淵もおおわれない」:この世の人も神の前に裸であり、神は皆知っている

 

26:7 神は北を虚空に張り、地を何もない上に掛けられる。

「地」:地球

「張る(KJV):傾ける

「地球は傾いている」ということを言っている、ゆえに聖書は科学的

 

26:8 神は水を濃い雲の中に包まれるが、その下の雲は裂けない。

26:9 神は御座の面をおおい、その上に雲を広げ、

26:10 水の面に円を描いて、光とやみとの境とされた。

26:11 神がしかると、天の柱は震い、恐れる。

「天」とは「教会」を指す

神は教会を通して叱られたり、教えられたりする

 

26:12 神は御力によって海をかき立て、神の英知をもってラハブを打ち砕く。

「ラハブ(KJV):高ぶり

神は「高ぶり」を打ち砕く

私たちが高ぶっているときに打ち砕く環境を用意する、このことはお一人一人にとり、のちに「益」になる

ゆえにそのようなときは謙虚になって受け入れること

起きていることは、みな神の恵みによる、ゆえにきちんと聞き入れるなら、お一人一人に祝福&恵みをもたらす

 

26:13 その息によって天は晴れ渡り、御手は逃げる蛇を刺し通す。

26:14 見よ。これらはただ神の道の外側にすぎない。私たちはただ、神についてのささやきしか聞いていない。だれが、その力ある雷を聞き分けえようか。

神は、もっともっと色々なわざを成されている

参照 ヨハネ21:25

21:25 イエスが行なわれたことは、ほかにもたくさんあるが、もしそれらをいちいち書きしるすなら、世界も、書かれた書物を入れることができまい、と私は思う。

しかしながら、「だれが、その力ある雷を聞き分けえようか。」と書かれているように、そういう声を聞き分けられないということを言われている