ヨブ記37章 2013.2.24

 

37:1 これによって私の心はおののき、その所からとびのく。

37:2 しかと聞け。その御声の荒れ狂うのを。その御口から出るとどろきを。

2:神がヨブに対して荒れ狂っているとエリフは言っている

 

37:3 神はそのいなずまを全天の下、まっすぐに進ませる。それを地の果て果てまでも。

37:4 そのあとでかみなりが鳴りとどろく。神はそのいかめしい声で雷鳴をとどろかせ、その声の聞こえるときも、いなずまを引き止めない。

37:5 神は、御声で驚くほどに雷鳴をとどろかせ、私たちの知りえない大きなことをされる。

37:6 神は雪に向かって、地に降れ、と命じ、夕立に、激しい大雨に命じる。

悪い人たちに対して神の激しい怒りが下っているとエリフは言っている

参照 ヨブ記37:13

37:13 神がこれを起こさせるのは、懲らしめのため、あるいは、ご自身の地のため、あるいは、恵みを施すためである。

水、雷鳴、夕立:霊的なことのたとえ

終末キリスト教会の霊的なことが変わってくる

正しい人に神の怒りが下っているというインチキが起きてくる

参照 黙示録9:13

9:1 第五の御使いがラッパを吹き鳴らした。すると、私は一つの星が天から地上に落ちるのを見た。その星には底知れぬ穴を開くかぎが与えられた。

9:2 その星が、底知れぬ穴を開くと、穴から大きな炉の煙のような煙が立ち上り、太陽も空も、この穴の煙によって暗くなった。

9:3 その煙の中から、いなごが地上に出て来た。彼らには、地のさそりの持つような力が与えられた。

悪い霊が放たれるのが終末

終末、悪い霊からの教えや働きが起きてくる

神が怒っているのではなく、悪い霊の働きがゆるされる

霊がおかしくなるとき

悪い霊が働く→試練の一つ

周りの人が憎しみにかられてもやっていくのか?という選択がある

Ex:映画『パッション』→パリサイ人や律法学者や祭司長や群衆の感情に悪い霊が猛烈に働きキリストを十字架に付けて殺した→彼らはまさに憎しみにかられていたと言える

正しいのに悪者扱いされる

苦難が来る前提で歩む

 

37:7 神はすべての人の手を封じ込める。神の造った人間が知るために。

神の造った人間が知るために(KJV):神のわざを知るために

霊的な真理であっても正しい人を攻撃するために御言葉が用いられる

神はすべての人の手を封じ込める:自分の手に頼ったらダメ

ヨブは自分に頼っているからこんな災いが来ているとエリフは言っている

こういうことに関して、いちいち反論する必要は無い→のちに主が対応してくださる

人からの「お前たちのわざは人のわざ」という非難が来る

しかし神から出たものは用いられる

 

37:8 獣は巣にもぐり、ほら穴にうずくまる。

37:9 つむじ風は天の室から吹き、寒さは北から来る。

37:10 神の息によって氷が張り、広い水が凍りつく。

霊の災いが来る、さばきが来る

 

37:11 神は濃い雲に水気を負わせ、雲が、そのいなずまをまき散らす。

37:12 これは神の指図によって巡り回り、命じられるままに世界の地の面で事を行なう。

霊の災いは悪い人に来るというのがエリフの考え

 

37:13 神がこれを起こさせるのは、懲らしめのため、あるいは、ご自身の地のため、あるいは、恵みを施すためである。

お前が悪いことをしているから懲らしめられているとヨブに対してエリフは言っている

 

37:14 これに耳を傾けよ。ヨブ。神の奇しいみわざを、じっと考えよ。

霊的な災いが来るのはお前が悪いから、だから胸を当てて考えろと言っている

こういう非難が来ると思われる

しかし人からの名誉に目を留めない

人間的な評価は気にしない

 

37:15 あなたは知っているか。神がどのようにこれらに命じ、その雲にいなずまをひらめかせるかを。

37:16 あなたは濃い雲のつり合いを知っているか。完全な知識を持つ方の不思議なみわざを。

37:17 また、南風で地がもだすとき、あなたの着物がいかに熱くなるかを。

37:18 あなたは、鋳た鏡のように堅い大空を神とともに張り延ばすことができるのか。

37:19 神に何と言うべきかを私たちに教えよ。やみのために、私たちはことばを並べることができない。

37:20 私が語りたいと、神にどうして伝えられようか。人が尋ねるなら、必ず彼は滅ぼされる。

37:21 今、雨雲の中に輝いている光を見ることはできない。しかし、風が吹き去るとこれをきよめる。

37:22 北から黄金の輝きが現われ、神の回りには恐るべき尊厳がある。

37:23 私たちが見つけることのできない全能者は、力とさばきにすぐれた方。義に富み、苦しめることをしない。

37:24 だから、人々は神を恐れなければならない。神は心のこざかしい者を決して顧みない。

エリフの言葉は一見正しい、あるいは正しいのかも知れない

迫害する人はある程度正しいことを言う

しかし根本的なものが違う

神は心のこざかしい者を決して顧みない:人間の知恵を持っている人は顧みない

聖書を用いてもっともらしく話す、しかし結果として正しい人を迫害している

正しいクリスチャンはヨブと同じような目に会う

たとえ人からの評判が回復しなくても神が弁明してくださる

神の誉れを求めていきたい