箴言6章 2016.3.27

 

 

 

6:1 わが子よ。もし、あなたが隣人のために保証人となり、他国人のために誓約をし、

 

6:2 あなたの口のことばによって、あなた自身がわなにかかり、あなたの口のことばによって、捕えられたなら、

 

6:3 わが子よ、そのときにはすぐこうして、自分を救い出すがよい。あなたは隣人の手に陥ったのだから、行って、伏して隣人にしつこくせがむがよい。

 

6:4 あなたの目を眠らせず、あなたのまぶたをまどろませず。

 

6:5 かもしかが狩人の手からのがれるように、鳥が鳥を取る者の手からのがれるように自分を救い出せ。

 

 

 

このことばは、第一義的には、もし、誰かの保証人になってしまった場合には、「交渉しなさい!」と言っている。すなわち、行って、しつこく願う。

 

 

 

また、たとえの意味合いがある。

 

 

 

2節に書かれているように、「ことば」によって捕らえられる、ということがある。

 

 

 

私たちも、みことばによって捕らえられたり、罠に陥ったりすることがある。

 

 

 

その場合、「あなたは隣人の手に陥ったのだから、行って、伏して隣人にしつこくせがむがよい。」と書かれているように・・・隣人(イエスさま)に、しつこくせがむことにポイントがある。

 

 

 

みことばが、罠のようになることがあり、引っ掛けられる、ということがある。

 

 

 

エレミヤ牧師の証:かつて通っていた教会の時に・・・牧師の前に「罪を告白する。」ということが勧められていて・・・それで困っていた。この時、ことばの罠に引っ掛かった。でも、祈ったら、神さまはそんなことを要求していない、ということを理解出来た。

 

 

 

みことばが枷や罠になったり、ジレンマに陥ったら、3~5節のことを行う。

 

 

 

すべては主の手にあるので、行ってしつこくせがむ。

 

 

 

このことを実行する人は、解決を得たり、助けを受けたりする。

 

 

 

6:6 なまけ者よ。蟻のところへ行き、そのやり方を見て、知恵を得よ。

 

6:7 蟻には首領もつかさも支配者もいないが、

 

6:8 夏のうちに食物を確保し、刈り入れ時に食糧を集める。

 

6:9 なまけ者よ。いつまで寝ているのか。いつ目をさまして起きるのか。

 

6:10 しばらく眠り、しばらくまどろみ、しばらく手をこまねいて、また休む。

 

6:11 だから、あなたの貧しさは浮浪者のように、あなたの乏しさは横着者のようにやって来る。

 

 

 

「よく働きなさい!」と言っている。

 

 

 

蟻のように・・・8節のことを行う。

 

 

 

6:12 よこしまな者や不法の者は、曲がったことを言って歩き回り、

 

6:13 目くばせをし、足で合図し、指でさし、

 

6:14 そのねじれた心は、いつも悪を計り、争いをまき散らす。

 

6:15 それゆえ、災害は突然やって来て、彼はたちまち滅ぼされ、いやされることはない。

 

 

 

教会やクリスチャンに関して、こういう類いの人がいる。

 

 

 

不法の者:教えを守らず、曲がったことを言う人

 

 

 

14節に、「そのねじれた心は、いつも悪を計り、」とあるように、ねじれた心で、悪を計る人がいる。

 

 

 

でも、15節に、「それゆえ、災害は突然やって来て、彼はたちまち滅ぼされ、」と書かれているように・・・そういうことをしていると、ろくなことが無い。きっといつか、このことが成就してしまう。

 

 

 

6:16 主の憎むものが六つある。いや、主ご自身の忌みきらうものが七つある。

 

6:17 高ぶる目、偽りの舌、罪のない者の血を流す手、

 

 

 

高ぶる目はNG。主が謙虚なお方なので、私たちもそれに倣う。

 

 

 

偽りの舌は喜ばれない。

 

 

 

罪のない者の血を流す手:正しい人を悪く言う。

 

 

 

6:18 邪悪な計画を細工する心、悪へ走るに速い足、

 

6:19 まやかしを吹聴する偽りの証人、兄弟の間に争いをひき起こす者。

 

 

 

色々と偽りを言い、兄弟の悪口を言う人は、主に憎まれる。

 

 

 

兄弟姉妹に関して、赦し合う。

 

 

 

そのことに関して・・・もし、思いも掛けない目に会ったり、悪口を言われたりしても、そういう人のためにとりなしが出来ると良い。

 

 

 

6:20 わが子よ。あなたの父の命令を守れ。あなたの母の教えを捨てるな。

 

6:21 それをいつも、あなたの心に結び、あなたの首の回りに結びつけよ。

 

6:22 これは、あなたが歩くとき、あなたを導き、あなたが寝るとき、あなたを見守り、あなたが目ざめるとき、あなたに話しかける。

 

 

 

神の命令は、守ってなんぼのもの。

 

 

 

神のことばを守っていくときに、必要なことが見えてきたり、教えられたりする。

 

 

 

エレミヤ牧師の証:ノンクリスチャンへの伝道をするようになり、だんだんと必要なことが教えられた。大事なことが教えられた。そのことで祈るようなり、大事なことを主が教えてくださるようになった。

 

 

 

ゆえにどういうみことばも行っていきたい。そうするなら、光が見える。

 

 

 

6:23 命令はともしびであり、おしえは光であり、訓戒のための叱責はいのちの道であるからだ。

 

 

 

「神の命令」は、ともしびだったり、光だったりする。

 

 

 

6:24 これはあなたを悪い女から守り、見知らぬ女のなめらかな舌から守る。

 

6:25 彼女の美しさを心に慕うな。そのまぶたに捕えられるな。

 

 

 

「女」は、「教会」のたとえ。

 

 

 

悪い女=悪い教会

 

 

 

滅びに入っていく教会がある。

 

 

 

そして、おかしな教会は、なめらかなことを言う。

 

 

 

おかしな教会は麗しい。でも、外観にとらわれてはダメ。

 

 

 

6:26 遊女はひとかたまりのパンで買えるが、人妻は尊いいのちをあさるからだ。

 

 

 

「パン」と書かれているように、みことばで惑わされる。

 

 

 

6:27 人は火をふところにかき込んで、その着物が焼けないだろうか。

 

 

 

「火」は、霊的なことのたとえ。

 

 

 

6:28 また人が、熱い火を踏んで、その足が焼けないだろうか。

 

 

 

教会で惑わされるときに、霊的な惑わしに入る。

 

 

 

霊的な災いに会う、ということを言っている。

 

 

 

ポイント:変な霊を掴まないようにする。

 

 

 

6:29 隣の人の妻と姦通する者は、これと同じこと、その女に触れた者はだれでも罰を免れない。

 

 

 

そういう教会と姦通すると、キリストと関係が無くなる。

 

 

 

6:30 盗人が飢え、自分の飢えを満たすために盗んだとしたら、人々はその者をさげすまないであろうか。

 

 

 

みことばを盗んだり、インチキな教理を言う。

 

 

 

6:31 もし、つかまえられたなら、彼は七倍を償い、自分の家の財産をことごとく与えなければならない。

 

 

 

「自分の家の財産をことごとく与えなければならない。」と書かれているように、永遠の命で惑わされてしまう。

 

 

 

6:32 女と姦通する者は思慮にかけている。これを行なう者は自分自身を滅ぼす。

 

6:33 彼は傷と恥辱とを受けて、そのそしりを消し去ることができない。

 

 

 

別の霊&別の教理の教会と姦通すると、滅びに入ってしまう。

 

 

 

そしりを受けてしまう。

 

 

 

6:34 嫉妬が、その夫を激しく憤らせて、夫が復讐するとき、彼を容赦しないからだ。

 

6:35 彼はどんな償い物も受けつけず、多くの贈り物をしても、彼は和らがない。

 

 

 

「夫」であるキリストの怒り&嫉妬を買ってしまう。