詩篇76篇 2014.9.14

 

 

 

76:1 神はユダにおいて知られ、御名はイスラエルにおいて大きい。

 

神を知ることが、とても大事→必要な知恵や歩むべき方向を教えてくださる

 

もっとも大事なことは、神を知っている人に示される

 

主に従っていくときに、色々な知恵が与えられたり、歩むべき方向が理解できる

 

 

 

76:2 神の仮庵はシャレムにあり、その住まいはシオンにある。

 

シャレム:エルサレム

 

そこに神は住まいを持たれた

 

教会において、神がそこに住まわれている

 

神が住まわれているところで、大事な事柄が大いに示される

 

 

 

76:3 その所で神は弓につがえる火矢、盾と剣、また戦いを打ち砕かれた。セラ

 

76:4 あなたは輝かしく、えじきの山々にまさって威厳があります。

 

教会に「戦い」がある

 

正しい人を「妨害」する働きがある

 

正しければ正しいほど、敵がどんどん攻撃する、しかも「クリスチャン」が妨害する

 

Ex:主の初降臨→キリストを迫害したり攻撃したり、死に至らせたのは律法学者、パリサイ人

 

世の終わり、主の公生涯の3年半が繰り返される

 

正しい人を妨害したり、非難するのは、惑わされたクリスチャン

 

敵はそういう人たち

 

そういうときに、神が戦われる

 

敵は攻撃する、しかし神が敵の攻撃を火矢(霊的な事柄)で打ち砕く

 

「おかしな霊」でやられる

 

正しく歩まない人は皆、「悪霊の洪水」のとりこになっていき、「火矢」で焼かれる

 

「聖霊」にあった歩みをしていくときに、「変な霊」から守られる

 

正しく歩まないときに、「悪霊の洪水」に巻き込まれていく

 

主は、正しく歩む人に助けを与えてくださる、インチキの教理をひっくり返す

 

 

 

76:5 剛胆な者らは略奪に会い、彼らは全く眠りこけました。勇士たちはだれも、手の施しようがありませんでした。

 

76:6 ヤコブの神よ。あなたが、お叱りになると、騎手も馬も、深い眠りに陥りました。

 

世の終わりの特徴:皆、「眠り」に入り、「惑わし」に入る

 

Ex:賢い娘、愚かな娘

 

「眠り」について、いくつか参照する

 

参照 マタイの福音書25:15

 

25:1 そこで、天の御国は、たとえて言えば、それぞれがともしびを持って、花婿を出迎える十人の娘のようです。

 

25:2 そのうち五人は愚かで、五人は賢かった。

 

25:3 愚かな娘たちは、ともしびは持っていたが、油を用意しておかなかった。

 

25:4 賢い娘たちは、自分のともしびといっしょに、入れ物に油を入れて持っていた。

 

25:5 花婿が来るのが遅れたので、みな、うとうとして眠り始めた

 

参照 イザヤ書29:912

 

29:9 のろくなれ。驚け。目を堅くつぶって見えなくなれ。彼らは酔うが、ぶどう酒によるのではない。ふらつくが、強い酒によるのではない。

 

29:10 主が、あなたがたの上に深い眠りの霊を注ぎ、あなたがたの目、預言者たちを閉じ、あなたがたの頭、先見者たちをおおわれたから。

 

29:11 そこで、あなたがたにとっては、すべての幻が、封じられた書物のことばのようになった。これを、読み書きのできる人に渡して、「どうぞ、これを読んでください。」と言っても、「これは、封じられているから読めない。」と言い、

 

29:12 また、その書物を、読み書きのできない人に渡して、「どうぞ、これを読んでください。」と言っても、「私は、読み書きができない。」と答えよう。

 

世の終わり、「眠りの霊」に入る

 

キリスト教のリーダーが、「深い眠りの霊」に入ってしまう

 

終末のことばが、「封じられた書」になった、これは「黙示録を理解できない」ということに通じる

 

「眠りの霊」によって、あらゆる事柄が見えなくなる、しかもそれは「神」が下している

 

なぜ、「深い眠り」に入るのか?→①神が下したから②御心からズレていたり、「罪」があったりするから

 

Ex:当時の律法学者、パリサイ人

 

主の時のことが、今再現している

 

詩篇5節のことが成就している

 

6節は、神の怒りのゆえに真理が見えなくなっているということを言われている

 

 

 

76:7 あなたは、あなたは、恐ろしい方。あなたが怒られたら、だれが御前に立ちえましょう。

 

 

 

 

76:8 あなたの宣告が天から聞こえると、地は恐れて、沈黙を守りました。

 

76:9 神が、さばきのために、そして地上の貧しい者たちをみな、救うために、立ち上がられたそのときに。セラ

 

76:10 まことに、人の憤りまでもが、あなたをほめたたえ、あなたは、憤りの余りまでをも身に締められます。

 

「貧しい者」を神は助ける

 

「貧しい者」について

 

参照 マタイの福音書19:2026

 

19:20 この青年はイエスに言った。「そのようなことはみな、守っております。何がまだ欠けているのでしょうか。」

 

19:21 イエスは、彼に言われた。「もし、あなたが完全になりたいなら、帰って、あなたの持ち物を売り払って貧しい人たちに与えなさい。そうすれば、あなたは天に宝を積むことになります。そのうえで、わたしについて来なさい。」

 

19:22 ところが、青年はこのことばを聞くと、悲しんで去って行った。この人は多くの財産を持っていたからである。

 

19:23 それから、イエスは弟子たちに言われた。「まことに、あなたがたに告げます。金持ちが天の御国にはいるのはむずかしいことです。

 

19:24 まことに、あなたがたにもう一度、告げます。金持ちが神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通るほうがもっとやさしい。」

 

19:25 弟子たちは、これを聞くと、たいへん驚いて言った。「それでは、だれが救われることができるのでしょう。」

 

19:26 イエスは彼らをじっと見て言われた。「それは人にはできないことです。しかし、神にはどんなことでもできます。」

 

青年の問題:金持ち

 

単に財産やお金を持っている、ということだけでなく、彼の「能力」や「できること」についてのことも言われている、つまりなんでも出来てしまう人のこと

 

そしてイエスさまは「自分のできることを与えなさい」と言っている

 

でも、23節にあるように、彼は「自分の力」や「能力」を売り払うことができなかった

 

あれもできる、これもできる、というときに、「天の御国」に入るのは難しいということを24節では言われている

 

そして26節で、「救い」は「神から来るものであり、人にはできない」ということを言われている

 

つまり、「貧しい」とは、「神にのみ頼っていく」ということ

 

しかし、そういう人は、教会の中で尊敬されない、逆に「虐待」されたりする、でも、神が助けてくださる

 

みことばに立っている人は「迫害」される、でも、主が立ち上がってくださる

 

 

 

76:11 あなたがたの神、主に、誓いを立て、それを果たせ。主の回りにいる者はみな、恐るべき方に、贈り物をささげよ。

 

76:12 主は君主たちのいのちを絶たれる。地の王たちにとって、恐ろしい方。

 

誓い:ヤコブの誓い→十分の一を捧げる

 

「贈り物」を捧げることについて

 

神の前に「お金」や「物」もそうだし、しかし、「献身」についてのことも言われている

 

主に対して、私たちの持っているものを捧げて仕えていく

 

主に仕えていく人が、「大事な真理」を見ていく

 

主に仕えていくことにポイントがある

 

「主への誓い」を果たしていくときに、「大いなる祝福」に入っていく