詩篇103篇 2015.3.22

 

ダビデによる

 

103:1 わがたましいよ。主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。

 

「主をほめたたえよ。」と書かれているように、「主をほめたたえる」というのが、私たちのあり得べき姿。

 

◆また、神さまは誉められるに値するお方。

 

◆私たちにすばらしいわざをなしてくださり、助けてくださると思えるなら、正常なクリスチャンだと言える。

 

◆でも、神さまは意地の悪いことばかりする、何も良いことなんてしてくれない、なんて思っているなら、それはサタンの声を聞いている可能性がある。

 

ポイント:神さまに日々感謝を捧げる。不平や不満はNG。

 

103:2 わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。

 

「主をほめたたえよ。」と書かれているように、主は良いことをしてくださっている。そして「何一つ忘れるな」ともあるように、私たちは神さまが良くしてくださったことを結構忘れてしまうものである。

 

Ex:お母さんは旦那さんや子どもたちに色々と良くしてくれている。掃除や洗濯、料理など。けれども、「うちのお母さんは何もしてくれない~」なんて言われたり、そういうことを忘れられてしまったら少し悲しいかも?!神さまも同じなのでは??

 

ポイント:主のしてくださったことを思い起こして、感謝する習慣を付けていきたい。

 

※エレミヤ牧師の証:神さまから色々と教えてくださっていることを感謝している。メッセージをさせていただいたり、奉仕もさせていただけていることを感謝している。

 

103:3 主は、あなたのすべての咎を赦し、あなたのすべての病をいやし、

 

「主は、あなたのすべての咎を赦し」と書かれているように、あらゆる罪を私たちは犯してきた。けれどもどの罪も帳消しにしていただいた。

 

「病」とは、文字通りの意味合いもある。しかしたとえの意味合いもある。

 

Ex:盲目や耳しいをはじめ、主は霊的な病を色々と癒してくださる。

 

※エレミヤ牧師の証:メッセージや証などをはじめ、話ができるようになった。しかも霊的に見えるようになった。結果としてそれは恵みとなった。

 

103:4 あなたのいのちを穴から贖い、あなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ、

 

「穴」とは、「滅びの穴」とか「ゲヘナへ通じる穴」のことを言われている。でも、「あなたのいのちを穴から贖い」とあるように、そこから私たちを贖ってくださった。

 

Ex:お腹が減ってお店でカツ丼を食べたら当然お金を払うわけですが・・・しかし一緒に行った人が「いいよ。払っておくから」と言ってくれたら、払わずに済みますよね?

 

◆それと同じく、罪を犯したために当然受けるべき罰があるのですが、しかし主が私たちの代わりに代価を払ってくださり、さらに恵みや祝福をくださった。

 

103:5 あなたの一生を良いもので満たされる。あなたの若さは、わしのように、新しくなる。

 

「あなたの一生を良いもので満たされる」と書かれているように、私たちが御心を行っていくときに、良いみことばや聖霊の働きを受けるようになる。

 

◆また、「若さ」とは、外なる人のことではなく、内なる人のこと。つまり「わしのように、新しくなる」とは、内なる人が日々新たにされるということを言っている。

 

「わし」は「聖霊」のたとえ。すなわち「聖霊」によって新しくなる。

 

ポイント:外観は年を取る。つまり肉体は衰えていく。けれども内側は新たにされたり、強められたりしていく。

 

103:6 主はすべてしいたげられている人々のために、正義とさばきを行なわれる。

 

◆このことを求めていきたい。

 

◆「悪いことをさせる」というサタンの罠に気を付けていきたい。

 

ポイント:サタンはあらゆる方法で「罪」に導く。でも、キリストがされたことに見習う。

 

103:7 主は、ご自身の道をモーセに、そのみわざをイスラエルの子らに知らされた。

 

◆これも大事なこと。「道」を知っているかどうかで、のちの結論が大いに変わる可能性があるから。

 

◆クリスチャンに関して大事な道がある。 Ex:艱難時代にどう歩むか?

 

◆主が示してくれるなら、入るべき所に入る。 Ex:太陽を着る女や仮庵の祭りに関する啓示などを示してくださる。

 

ポイント:モーセのように、主のしもべとして歩むときに「道」を示していただける。

 

103:8 主は、あわれみ深く、情け深い。怒るのにおそく、恵み豊かである。

103:9 主は、絶えず争ってはおられない。いつまでも、怒ってはおられない。

 

「怒るのにおそく」と書かれているように、神さまは短気なお方ではない。

 

◆ただし、あまりにも悔い改めないと怒りが爆発する。

 

◆でも、「主は、絶えず争ってはおられない。いつまでも、怒ってはおられない。」と書かれているように、ずっと根に持つお方ではない。

 

103:10 私たちの罪にしたがって私たちを扱うことをせず、私たちの咎にしたがって私たちに報いることもない。

 

「私たちの罪にしたがって私たちを扱うことをせず、」と書かれているように、私たちの罪を赦してくださって、良い働きに着かせてくださる。

 

「私たちの咎にしたがって私たちに報いることもない。」とも書かれているように、咎も許してくださって、憐れんでくださる。

 

103:11 天が地上はるかに高いように、御恵みは、主を恐れる者の上に大きい。

 

「御恵みは、主を恐れる者の上に大きい。」と書かれているように、主を恐れることにポイントがある。

 

ポイント:主を恐れるかどうかで、恵みの受け方が変わってくる。

 

103:12 東が西から遠く離れているように、私たちのそむきの罪を私たちから遠く離される。

 

◆私たちは背いたかもしれない。けれども、「私たちのそむきの罪を私たちから遠く離される。」と言われているように、過去は過去としてくださり、そのように扱ってくださる。

 

ポイント:神さまはいつまでも「過去」を咎めないお方。

 

103:13 父がその子をあわれむように、主は、ご自分を恐れる者をあわれまれる。

 

「主は、ご自分を恐れる者をあわれまれる。」と書かれているように、ここでも神さまを恐れる人に恵みが来るということを言われている。

 

◆また、「あわれまれる」とあるように、天の父は私たちに配慮をしてくださっている。憐れんでくださっている。慈しんでくださっている。

 

Ex:エレミヤ牧師が道を歩いていたときに、そこに二人の親子連れがいた。30代くらいのお父さんと小学生に上がる前くらいの子どもが一緒に散歩をしていた。その時にお父さんはボールを持っていた。すぐそばに広場があって、そこで子どもがボールを拾って返すための練習をしていた。お父さんは子どもが拾いやすいように投げてくれている。けれども子どものほうは、自分が投げたいところに返している。でも、練習をしていくうちにだんだんとうまくなり、はじめの時に比べてきちんと返せるようになった。

 

◆それと同じように、天の父も子であるクリスチャンに対して、「これこれの部分は良くないから、もう少し訓練しよう!」と愛情を持って接してくださる。

 

103:14 主は、私たちの成り立ちを知り、私たちがちりにすぎないことを心に留めておられる。

 

◆人間の範囲、弱さ、できることやできないことを神さまはご存知で、配慮してくださっている。

 

103:15 人の日は、草のよう。野の花のように咲く。

103:16 風がそこを過ぎると、それは、もはやない。その場所すら、それを、知らない。

103:17 しかし、主の恵みは、とこしえから、とこしえまで、主を恐れる者の上にある。主の義はその子らの子に及び、

 

「主の恵みは、とこしえから、とこしえまで、主を恐れる者の上にある。」と書かれているように、さらにここでも、主を恐れる者に恵みがあるということを言われている。

 

ポイント:短い人生にあって、主を恐れる者に恵みがある。

 

103:18 主の契約を守る者、その戒めを心に留めて、行なう者に及ぶ。

 

◆このことを実行する人に「恵み」がある。

 

◆ある人はきちんと実行して恵みを受ける。しかしそうではない人もいる。

 

◆そして「恵み」は外からは見えないもの。つまり目には見えない。

 

◆しかしみことばを行っていくときに、「恵み」が及ぶ。

 

Ex:手前味噌ではありますが、レムナントキリスト教会も神さまの御心を行っていくときに、大事な真理が示されている。たとえば終末に関して「仮庵の祭り」にポイントがあることを神さまの憐れみによって見ている。

 

◆ゆえにここで言われているように、みことばは行ってなんぼのものである。それによって大事な啓示が開かれたり、教えられたりする。その結果真理を見ることができる。

 

103:19 主は天にその王座を堅く立て、その王国はすべてを統べ治める。

 

◆王である主が治める。良いこと&悪いことの報いをされる。

 

ポイント:真の王は「キリスト」ということを忘れてはダメ。ゆえにキリスト教会で起きることも含めて、たとえ理不尽な目に会ったとしても、「さばき」は主に委ねる。

 

103:20 主をほめたたえよ。御使いたちよ。みことばの声に聞き従い、みことばを行なう力ある勇士たちよ。

103:21 主をほめたたえよ。主のすべての軍勢よ。みこころを行ない、主に仕える者たちよ。

 

◆みことばを行うことにポイントがある。

 

103:22 主をほめたたえよ。すべて造られたものたちよ。主の治められるすべての所で。わがたましいよ。主をほめたたえよ。

 

◆私たちに「益」となることをキリストはされている。

 

ポイント:主をほめたたえるのが正常。そうでないなら惑わされている。